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ボランティア
ボランティアとは、特定の報酬や対価を求めずに、他人や社会のために自分の時間や労力を提供することである。ボランティア活動には明確な定義とないようだ。
それを踏まえた上で、厚生労働省では、ボランティアを「自発的な意志に基づき他人や社会に貢献する行為」としている。ボランティアといえば、地域の清掃活動、老人ホームでの支援活動、災害時の救援活動などが思い浮かぶ。
定義はないが、ボランティア活動の4原則(「自主性・自発性」、「社会性・連帯性」、「無償性・無給性」、「先駆性・創造性」)が定められている。
(1)自主性・自発性
本人が自主的・自発的に取り組む活動がボランティアであり、他者から指示された嫌々活動するのは、ボランティアと呼べない。活動自体に本人の取り組む意思・決断がなければならない。
(2)社会性・連帯性
社会の困りごとの解決や、誰かの笑顔のために、ボランティア活動に参加して、提供者本人が社会との関係性を深め、受益者とともに支え合い、お互いが学び合う。
(3)無償性・無給性
ボランティア活動には有償のものもあるが、基本、活動に対する報酬は支給されない。感謝の言葉、提供者自身の達成感、新しいスキルの取得、社会とのつながりなど、が報酬となる。活動に不可欠な最低限の金銭や物的な支援が行われることもあるが、それらは無償の範囲内として捉えることが多い。
(4)先駆性・創造性
社会の困りごとの数だけ、ボランティア活動が生じる。既存の枠組みにとらわれず、提供者自らが主体的に、自由な発想やアイデアを持つことが求められる。
ボランティアとは、相手のニーズや意向を尊重し、自らの意思で他人や社会のために無償で行動すること。相手が望んでいないにも関わらず手助けする行動は、お節介。
相手のニーズを尊重し、お互いにとって意味のある活動になることが肝心である。
ありがとうございます。