会計上の利益

会計上の利益とは、企業が一定期間において得た総収入から、かかった総費用を差し引いて得た残りの金額である。この総費用に機会費用を含めない。

会計上の利益は企業の経営状況を示す重要な指標であり、具体的には、売上高から原価、経費、税金などの費用を引いたものであり、および当期純利益の5種類の利益を算出・記載しまた、会計上の利益には、営業利益、経常利益、当期純利益などがある。

営業利益：企業の本業から得た利益で、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた金額。
経常利益：企業や個人事業主が事業を行って得た利益のことで、経常利益＝営業利益＋営業外収益（受取利息や配当金など）－営業外費用（借入金利息など）で算出される。
当期純利益：税引前当期純利益 － 法人税等 ± 法人税等調整額で算出され、一会計期間の会社の最終的な経営成績を表す利益である。　
※税引前当期純利益 ＝ 経常利益 ＋ 特別利益 － 特別損失。

これらの利益の指標を使って、企業の経営状態や収益力を把握することができる。

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