そこはリアル桃源郷!
山が笑い出したら止まらない「春の花紀行」第2弾です。
山梨県甲州市の塩山を初めて訪れました。
朝6時半前に起きて電車を乗り継ぎ、10時半過ぎに塩山到着。ホームから桃の花が見える光景に、友人ともども、いきなりテンションがアップ!
そして駅の北口を出ると、お目当ての旧高野家住宅、通称甘草屋敷が堂々たる佇まいで迎えてくれます。
甲州市のサイトによると
江戸時代後期の民家と屋敷構えをそのまま歴史公園として活用しています。当家は八代将軍吉宗の時代に薬用植物の甘草(カンゾウ)を栽培して幕府に納めていたことから「甘草屋敷」と呼ばれています。茅葺き(現在は銅板葺き)、切妻造の屋根の中央部には二段の突き上げ屋根が設けられているのが大きな特徴です。
とのこと。
毎年2月11日から4月18日まで「ひな飾りと桃の花まつり」が甘草屋敷を中心に開催されているそうで、その模様を情報番組で紹介していたのが、今回の訪問のきっかけとなりました。
享保雛や古今雛、御所人形に御殿飾り、押絵雛、吊るし飾りなど、ずらりとお座敷の一面に展開される華やかな雛飾りの数々に圧倒されます。
お座敷から外にふと目をやると、立派な枝垂れ桜。満開で実に見事でした。
ランチはネットで調べておいた「フレンチダイニング竜」というお店で。
1650円というお値段に比して破格の内容のお食事も、お庭や室内の設えといったハード面も、スタッフのサービス精神も、全ていうことなし。
大満足のランチタイムでした。
お腹がいっぱいになったところで塩山駅に戻り、観光案内所で桃源郷の情報を入手して、タクシーで慈雲寺へ。
そのまま甲州市推奨のウォーキングコースらしき「一葉の里」コースを辿る形で、桃の花咲く眺めを楽しめる名所を巡ります。
これがまあ正に「リアル桃源郷」。夢のような景色が待ち受けていました。
駅に戻るまでカフェなどは一切なく、お寺の休憩所で少し座ったのみ。流石に疲れて観光案内所に戻ると、シャインマスカットのジェラートで一休み。さっぱりした甘さで、とても美味しかったです。
エネルギーを充填して帰路に。
一日付き合ってくれたEちゃんに感謝です!
美味しいものと美しい花が好きで、歩くのが苦にならない。
趣味嗜好の合う友人でよかった♪
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