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見附天神 矢奈比賣神社に伝わる霊犬しっぺい太郎伝説を調べてみた
特にキャンプが好きな人ならゆるキャンはよく知ってる人が多いと思います。
今回はそのゆるキャンで登場した、霊犬しっぺい太郎伝説所縁の地、静岡県磐田市の矢奈比賣神社に参拝に行ったので併せてご紹介したいと思います。
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矢奈比賣神社とはどんな神社?
矢奈比賣神社(やなひめじんじゃ)は、古くから「見付のお天神様」として親しまれている神社です。
創立は不詳ですが、『続日本後紀』には840年に遠江国磐田郡で従五位下の神階を授けられた記録があり、『日本三代実録』には860年に従五位上が授けられたと記されています。
主祭神の矢奈比賣命(やなひめのみこと)は女性の神で、五穀豊穣や安産、縁結びなどの御神徳がある神様です。
また、相殿には学問の神である菅原道真公が祀られており、学業成就などのご利益で知られています。
境内には、妖怪退治で有名な霊犬・悉平太郎を祀る霊犬神社もあり、近年ではペットの健康祈願に訪れる参拝者も多くなっているんです。
霊犬しっぺい太郎伝説を調べてみました
毎年8月、見付の町では「白羽の矢」が選ばれた家に刺さり、その家の娘が生贄として神社に捧げられる悲しい習わしがありました。
ある年、旅の僧がこの習わしを知り、「悉平太郎」という犬を妖怪を恐れていることを聞きつけ、信州の光前寺へ行って犬を借り受けます。
見付に戻った僧は、悉平太郎を柩に入れ、神社へお供えします。やがて妖怪が現れ、悉平太郎と激しい戦いを繰り広げた末、見事に妖怪を退治しました。
この勇敢な行動に感謝した里人たちは、悉平太郎を霊犬神社に祀り、今もその伝説は語り継がれています。
この伝説が由来となり磐田市と駒ヶ根市は友好都市として交流が続けられています。興味深いですね。
矢奈比賣神社を参拝してみました。
この神社、街にある小高い山にある神社ですが、参拝してみてすぐ、地元に愛されているんだなって感じる神社でした。
神社内だけではなく周辺の街からも感じることができとても和やかな気分になりました。これは、実際に行ってみないと分からないのでご興味があればぜひ訪れてみてくださいね。
交通アクセス
車を利用の場合
東名磐田ICより約7分・磐田バイパス見付ICより約5分。
境内に無料駐車場あり。
電車・バスを利用の場合
JR東海道線磐田駅より 2のりば遠鉄バス80系統乗車7分 見付バス停下車
タクシーを利用の場合
JR東海道線磐田駅より タクシー乗車7分程度
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