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【1話140字】 小説 『パーク スパーク オブ ホープ』 ②

「こんな時間に1人でいると危ないよ」

母親が幼子に言うようだった。
初対面の相手に個人情報を教える方が余程危険ではないのかと思ったが、タンポポの綿毛のようなふんわりとした笑顔を見ているうちに亜樹は本能的にこの人は大丈夫だと感じた。
そっと席を横にずれる。

「ありがとう。足がパンパンで~」