見出し画像

人の問題を抱え込まないための心の境界線の作り方

人間関係の中で、特に親しい人や大切な人が問題を抱えているとき、「助けてあげたい」「なんとかしてあげたい」という気持ちが湧くのは自然なことで、その気持ちが強すぎると、相手の問題を自分の問題のように感じてしまい、心が重くなったり、ストレスを感じたり自分以外の悩みを増やしていきます。

気質よりも性格的なもので自分の生い立ち、環境、教育、大人になるまでの経験やその過程で形成されてしまう自動思考やバイアス感情がとても複雑ではあるのですが、人生は人のことで悩んでる暇などありません。
人の問題を抱え込まないようにするにはどうすればいいのでしょうか?


今抱えている悩みや問題は自分の問題ですか?



1. 境界線を意識する


まず大切なのは、相手の問題と自分の問題の境界線を明確にすることです。相手がどんなに困っていたとしても、それを解決する責任は基本的には相手自身にあります。私たちは相手の人生のサポーターであって、主役ではありません。

「この問題の解決は本来誰の責任か?」
「どうして、自分はこの問題に関わろうとしているのか?」
「自分がここまで関与することは、相手にとって本当に助けになるのか?」


2. 自分の問題は自分で解決するしかない


私たち自身にも、他人には解決できない問題があります。たとえば、自分の心の内面や人生の方向性は、最終的には自分で考え、行動することでしか変えられません。誰かに頼ることは一時的な助けになりますが、依存しすぎると成長の機会を失ってしまうし、次の課題を乗り越えることができなくなってしまいます。

この考え方を他人に適用すると、相手が問題に直面しているときも、「自分で解決する力」を信じてあげることが大切です。助けたい気持ちが強くても、過剰に手を差し伸べると相手の成長を妨げる可能性があります。


3. 助けてあげられるとしたら?


では、どうすれば適切に助けられるのでしょうか?ポイントは「相手の力を引き出す」ことにあります。具体的には次のような方法があります

傾聴

相手が悩みを話すとき、ただ黙って耳を傾けることで、相手は自分の中で答えを見つけるきっかけを得ることがあります。

質問
「どうしたいと思っているの?」「どんなサポートがあれば進めそう?」といった質問は、相手が自分の考えや行動を整理するのに役立ちます。

過度な介入しない

相手が助けを求めていないときや、感情的に受け入れる準備ができていないときは、一歩引いて見守る姿勢が重要です。


自分を大切にしながらサポートする

人を助けることは素晴らしいですが、自分を犠牲にしてしまうと長続きしません。他人の問題を抱え込みすぎないことで、自分自身のエネルギーや心の健康を守り、必要なときに適切なサポートを提供できるようになることが大切です。


終わりに…
私自身、無意識に境界線を引いているつもりでいても
結果、そうでなかったという経験もよくあります。

特に親の立場ではそうはいかないよねと思い違いしていたことも。
ですがこれまで子育てをしてきて、成長を見送り
社会に送ったら同じ考えで良いのだと気づきました。
同じなんです。
「助けてあげられるとしたら、何ができるのか?」を考えながらも
自分と相手とのバランス感覚を持つことは、どのような立場で関わっても良い人間関係を築くことができるのだと何度も失敗して子どもに教えられた自分がいます。

人生、一生成長期w
では、また。

RYOCO.’sコミュニケーションカウンセリングの特徴
https://note.com/preview/n3dbcb7f9df2d?prev_access_key=790d4269628b3e4b173c9aa2bffb8dbd

コミュニケーションを学ぶってちょっとピンとこないよね
https://note.com/preview/n399196dcbb8c?prev_access_key=85cab29a7faec999dc143dabe9367579

⭐︎現在のお問い合わせ方法は
facebook DM
Instagram DM
note
メール rosemary2024@helen.ocn.ne.jp
※現在、note内構築中です。
カウンセリングの受け方、料金詳細等、リンクを貼る予定です。カウンセリングの予約、問い合わせご希望の方はメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。簡単に本文を書き込んでいただければこちらから返信させていただきます。
例:件名 お問い合わせ
 本文 カウンセリングの受け方を聞きたい



いいなと思ったら応援しよう!