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Xデザイン学校 -第四回目-

誰にユーザーインタビューをするか


ユーザーインタビューをするときには、
ビジネスモデルを最初に決めておく必要がある。

なぜなら

「ユーザーは決まっていて、どういう風にサービスを提供されたら喜ぶか」

考えることがユーザーインタビューだから。
という話を聞いたときに、「あ、私にとってのスタバだ」と思った。

真夏に、
・1分歩いてドトールに行く
・10分あるいてスタバに行く
の選択肢があったら、私は迷わず10分歩いてスタバに行く。

ドリンクやフードが一番好き!というわけではないんだけど、
スターバックスが提供する空間やサービスが大好きで、少し遠くても、少し高くてもついつい足を運んでしまう。
(ドリップコーヒーはタリーズが一番好き)

清潔感と落ち着きのある店内、隣の席と近すぎない距離、店員さんとの会話が、私はスタバが一番心地いい。
「コーヒーを売る」というサービスは同じだけど、どうやってそのサービスを提供されるかでいつもお店を選んでた。


あったほうがいいよね!はニーズではない


ニーズとはお金を出してもよいこと、だから
「あったほうがいいよね!」はニーズではない。

逆に考えると、お金の流れはニーズを知る一番のデータ。

なんで決済データが重宝されるのか、明確に言語化されてなるほど…となった。

「家から駅までの15分くらいの徒歩が面倒だな~」
「タクシー700円です」

ってなったら、「じゃあ歩きます!」って言う
(コーヒー1杯分浮くし運動できちゃう~♪で結局歩くし、コーヒー屋さんで結局コーヒーとケーキ頼んで1000円以上払う未来)

「駅までタクシー」はニーズではないんだ… と目からうろこの気分だったけど、今文字にしてみたら当たり前じゃんという感じだった。
”困ってること” と ”ニーズ” を混同してたかも。


移動×サービス


移動にもお金をかけたくないし、
マッサージには興味あるけど、お金かけるほど興味はないかも

でも移動しながら整体してくれるならお金出してもいいかも!?

と思えるの不思議~
組み合わせることでお金払ってもいいかなと思える。


なぜなぜ?


グループワークでのインタビューで、
「もっと”なぜ?”って聞いてくれてよかった」
って言われて、自分では結構なぜって聞いたつもりでいたから
「そうだったんだ~!」と思った。

結構プライベートな話になったので、聞いていいか迷った部分もあったけど、意外と聞かれる側は気にしないんだなと思った。

あと「どうして?」の部分ももっと聞けたら良かった。


エスノグラフィと行動観察の決定的な違い


エスノグラフィの段階ではサービスが決まっていなくて、
サービスの種を探しにいく。

ユーザーインタビュー(行動観察)の対象はサービスの利用者なので、
サービスが決まっている必要がある。
どうやってサービスを提供するかの元になる情報。

エスノグラフィと行動観察について区別がいまいちできていなかったけど、
目的が全然違うことに気づいた。

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