なぜあなたの音楽を聴くのか?理由を与えるという事【マーケティング編】
こんにちは。今回は、マーケティングについての考察記事です。こちらは、UR-Uオンラインスクールにおいて行われていたマーケティング講座をもとに作成しています。
1.顧客の2割が、売上の8割を支えていて、
世の中の8割の人は、自分の意思で物を購入していない。
たとえば、コストコでついつい必要のないものまで買ってしまうのは、アンカリング効果によるもの。という話は、少し有名な話でしょうか?僕は最近知りました。笑
音楽を発信する上で、例えばSNSアカウントのプロフィールページや、YouTubeやSpotifyのアーティストページに訪問してもらわなければ、何も始まりませんよね。
ですが、普段から何か新しいアーティストいないかなーと思いながら生活している、一般リスナーはほぼ皆無です。
どのようにしてお店(アーティストページ)まで来てもらうか、というのは、人の行動を分析し、ターゲットすることから始まります。(そのようです笑)
2.人の行動は、建前と本音から成り立っている。
例えば、結婚相談所のPRが、「理想の相手がきっと見つかる」というコピーで本当にいいのか、を考えてみます。
なぜ結婚したいかを考えてみます。結婚相手が欲しいのは、子供が欲しいから。子供が欲しいといっているのは、専業主婦になりたいから。(あくまで1例です)
とすると、「理想の相手がきっと見つかる」よりも、「子どもとゆったり暮らすあなたらしい生活」などのPRの方がいい、ということになるのかもしれません。
正解かどうかは定かではないですが、このように、人には必ず、本音と建前があります。
その本音は3回Whyを重ねることで、浮かんでくる、といわれています。
例えば、防犯カメラを売っているとします。それは実際には何を売っているのかというと、カメラを売っているのではなく、安全を売っている、ということですね。なのでPRする時は、カメラの性能よりも、安全が伝わるPRの方が適している、ということになります。
募金の場合はどうでしょうか。実際、コンビニ募金する人の本音は、小銭が邪魔だから、という心理があったりします。つまり、小銭が邪魔になる場所、に募金箱を置く、などという施策があります。
このように、心理を掴めば、勝手に行動を起こさせる施策、が浮かんでくる、と言えそうです。
音楽で例えるとどうでしょうか?なぜあなたの音楽を聴くのか?を3回繰り返してみて下さい。
好きなアニメのテーマソングだったから?好きなプレイリストに入っていたから?おすすめされたから?SNSでバズっていたから?好きな女の子の前でカッコをつけられるから?ランニングの時に気分が上がるから?カッコよく踊れそうだから?それとも、みんなが聴いているから?路上ライブで出会ったから?
などなどの理由が考えられるかもしれません。
進化論マーケティングから、心理的なアプローチを考察した記事もありますので、ぜひ読んでみて下さい。
3.自然に、さりげなく目に入るようにならなければいけない。
本音を洗い出したら、その本音と今の現在地とのギャップを修正していかなければいけません。
たとえば今のあなたのオリジナル楽曲は、何かのプレイリストに入りそうですか?学生が踊ってくれそうですか?ランニングでBGMとして選ばれそうですか?
SNSアカウントは、人に自慢できるようなブランディングがされていますか?映像コンテンツは世界観を表現できていますか?
出演するイベントは、コンセプトがはっきりしていて、アーティスト性とシンクロしていますか?
広告は、ニーズのあった層に適切に表示させられていますか?
といったような具合でしょうか。
楽曲にはテンポ感、楽器構成、楽器の音色選び、コード進行、メロディ、歌詞、声色、アレンジ、MixMasteringといった要素があります。
ライブでは、演奏力、被写体としてのセンスも求められると思います。
このように、需要と供給のバランスを探りながら、リスナーや第三者からするとストレスになりそうな部分を洗い出し、よりニーズに合わせていく、ということをするのが、マーケティングの根幹と、UR-Uの講義内で竹花さんはお話しされていました。
これらを自分なりにマニュアルに落とし込み、活動をしていくのが、DIYでのルールになるのではないでしょうか。
4.売り方を差別化する
正直、同じような曲、コンテンツで溢れていますよね、、その楽曲を聴き続ける、というのもなかなかハードルが高くなっていると思います。
ここからは少しアーティストとしての話とは変わってきてしまいますが、例えば音楽を聴く理由が、ただなんでもいいからドライブを楽しむ、なら、アーティストプレイリストで、ドライブのシチュエーションに沿ったプレイリストを作る。
逆に人にカッコつけるため、なら、アパレルを立ち上げる、などの、売り方を変える差別化をする、ということが必要になってきます。
幸せを歌うシンガーソングライターなら、リスナー一人の為だけの、思い出ソングを特別に作る、や、
ダンス系の曲を扱うボカロPなら、君が代をダンス曲風にしてみた、などの企画やコラボ、などが考えられますでしょうか。
すでに既存のアーティストの方で、取り組まれている方もたくさんいらっしゃると思いますので、そういった方々のアカウントをリサーチし、自分なりの細かな修正をひたすら行っていくのが、大事かもしれません。
売り方といっても、
収益性・お金に関するものなのか(独自のアパレル、オリジナルストーリーのウェディングソング等)、
話題性で集客を集めるのか(アレンジの企画物等)
という意味合いの違いは出てきますね。
体験に対するアプローチなので、嬉しい、楽しい施策、という方が、結果も良くなるのではないでしょうか。
5.強みを30秒で3つ挙げられるか
強みを見つける、というのは、他の記事でも紹介させていただいていますが、この講義内でも出てきています。
アーティストとしての強みはどこにありますか?歌詞なのか、声色なのか、キャラクターなのか、ルックスなのか、アレンジ力なのか、、
3つあげる、というのが肝かなと思いました。
優れているアーティストには、3つくらいは強みがありそうですよね、、(分かりませんが)
6.最後に
最後に、改めて、本音を洗い出し、ギャップを埋めて、売り方を差別化する、という作業の積み重ねが、大切なのかもしれない、とまとめさせていただきます。
僕自身入念に取り組んでいきたいと思います、、、!
参考元:UR-Uオンラインスクール
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