雑談(#クマ被害)

秋田のクマ被害(スーパーにクマが現れ駆除)が話題となっている。

先ほどのニュースで環境省は鳥獣保護法の改正を早期に進めるそう。これは現法では、市街地(スーパー)だと猟銃の使用や射殺ができない規制があるため。
この規制を緩和し(クマが侵入した)スーパーでの猟銃使用と射殺を可能とするのは今回の事例を踏まえると妥当だろう。

スーパーの中にクマが入ってきて暴れているのに猟銃が使用できないのはおかしい。必要な法令の改正を早期に進めるのは理解できる。一方で猟銃の市街地での使用は誤射など危険性もあるのでここの規制は必要だろう。

今回だと、人がスーパーの中にいないことが確実であることを前提として猟銃使用を認めるなど。
法令の場合、漠っとした書きぶり(例えば、周囲への被害がないことが明らかな場合などの記載ぶり)で、実際の運用ケースは通知やガイドラインに基づく。実際に想定されるケースを予測して作成するのだろうが、駆除自体は猟友会や警察が行うから環境省が音頭をとってうまくとりまとめていくのだろう。

クマ被害のニュースについては、クレーム(おそらく動物愛護団体)が大きな問題になっている。クマを殺すな、という主張。
ただ、やはり抗議の(感情的な)電話は、現地の行政や猟友会、警察に対してすべきではないだろう。クマ被害に加え精神的な被害まで与えることになる。