~~ 書かずには眠れない ~~ 競輪観戦記

競輪を見始めて25年。長年レースを見て溜め込んだ思いを吐き出したく観戦記として記事を書いていきます。 レース展望、車券の結果は書くこともあるかもしれませんが、予想はしないと思います。

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競輪を見始めて25年。長年レースを見て溜め込んだ思いを吐き出したく観戦記として記事を書いていきます。 レース展望、車券の結果は書くこともあるかもしれませんが、予想はしないと思います。

最近の記事

取手全日本選抜競輪、初日二日目の感想

特別競輪は車券的には難しい。わかっていた事だが改めて感じさせる結果が続いている。2車単1000円未満配当で決まったのが全24レース中3レースしかないのだから、如何に本線ラインが警戒されて思い通りの仕掛けができていない事の現れであろう。 また、今開催は落車・失格が多い。落車10件、失格5件は厳しい気候条件を差し引いても流石に多すぎだろう。ただ、2センター付近での落車は園田選手や武藤選手等調子の良さそうな選手が小さい牽制で落車しており、こちら側から分からない走りにくさがバンク内

    • 2段駆けの新田祐大選手を粉砕した吉田有希選手は特別競輪で戦う準備ができている

      2/11の伊東温泉競輪S級決勝、前日の準決勝で小松崎選手のホームからの番手捲りの上を捲りきってしまった吉田有希選手を見て決勝でも勝ち負け出来るかもと思って車券を買っていたが半信半疑でもあった。 何故なら決勝戦は東北ラインは番手に輪界屈指のダッシュを誇る新田祐大選手、三番手に特別競輪を制したことある実力者でマーク厳しい成田和也選手(私の大好きなマーク選手なので、近況の復調ぶりはとても嬉しい)で、準決勝より相手は格段に強くなっていたからだ。 レースは意外にも残り2周半過ぎから

      • 第37回全日本選抜競輪の事前考察

        2/20より取手競輪場で今年最初のG1レース、全日本選抜競輪が行われる。出場選手をざっと見て感じたのは5名しかいない中部地区選手の少なさだ。かつて濱口高彰さん、山田裕仁さん、山口幸二さん、山口富生選手、小嶋敬二選手、加藤慎平さんとタイトルをたらい回しするように獲得してきた中部地区も今や昔、唯一タイトルを目指せそうな位置にいる浅井康太選手も孤軍奮闘の戦いとなる事が予想される。早く山口拳矢選手のような若手選手が特別競輪の常連となり、かつての中部王国の復権に一役買ってくれることを期

        • 脅威の新人、太田海也選手

          私自身が改めて競輪に対して強い想いを持っている事を自覚したきっかけとなった選手、それが太田海也だ。 デビュー戦の小倉ミッドナイトをたまたま見ていて、その時は競輪学校を早期卒業したのもあって評判になっていたが、強い新人選手であるとは思ったが心が揺さぶられるものはなかった。 心が激しく揺さぶられたのは次開催の別府モーニング7の決勝戦だ。このレースは他に119期の2選手がいる中で先行で真っ向勝負して後続を千切っていく姿に、ひょっとして今までのレースでは出し切ってなかったのかと感