『人付き合いが分からない』とこぼす友人への人生相談
こんにちは~ 友人から人生相談を受けた内容を記事にします。友人は『人に好かれたい』という思いが強いにもかかわらず、それが仇となってウザがられるという状態です。そんな彼の相談に乗っているうちに『人付き合いが分からない』という状態になってしまいました。彼の問いに対する答えを言語化してみます。
友人:HSP 発達障害 A型作業所勤務
『人格否定』という言葉に僕の人間性を疑った友人
前回の相談時に
『それは要するに周囲から人格否定されたってこと?』
というようなことを
僕が彼にたずねたそうです
僕はギフテッドとして
『人格否定』の嵐にさらされて生きてきたので
当たり前の表現だったのですが
彼にとってはパワーワードだったようで
そんな酷い言葉を使うなんて、、、と
僕の人間性を疑いたくなったそうです
でも総じていい人だから受け入れるよ
みたいなことを言われました
そんな捉え方をしてしまうのか?
と衝撃を受けました
誰に対しても100点満点で配慮したコミュニケーションをとることはできないよ
僕
『もしかして君は人付き合いって
相手の望む100点満点の配慮が必要と思っていない?』
友人
『確かにそう思っている』
僕
『違うよ~
人それぞれ違う人生を送ってきているんだから
自分の「当たり前」が人を傷つけてしまうことは
発生するものだよ~
子供を望んでも授からなかった人にとっては
子供や孫の話をされるのはツラいよね、、、
けど子供がいるかいないか
望んでいたのかそうでなかったのかは
そんなのは見分けがつかないよ
誰に対しても100点満点の配慮なんて
できやしないんだよ』
友人
『それは僕が今まで考えていた
人付き合いの能力とは全く違うんだけど、、
人付き合いがいったい何か分からなくなったよ』
八方美人を目指してしまう友人の問題点
僕
『たとえば君の対人スキルが60点だとしてね
Aさんに気に入られようとして
Aさんの前でだけいい格好をして
プラス40点取れているように見せかける、、、
同じようにBさんやCさんの前でもやってしまうと
どこかで矛盾が出てきてしまうんだよ
だってAさんもBさんもCさんも
別々の人で考え方も違うはずだからね』
友人
『確かにそういう風に行動してしまうわ、、』
僕
『んでAさんが若くて美人とか
Bさんが職場の上司とか
Cさんが同僚の中で一目置かれる人
とかだったりするとね
好意を持ってほしいという下心が透けて見えて
周囲からウザがられてしまうのよ』
友人
『みんなに好かれたいと思って
本来の自分を偽って格好よく見せようとするから
反感を買うのか、、』
僕
『そうそう』
友人
『みんなにいい顔をするとダメってなると
人付き合いの能力っていったい何なの?』
僕
ありのままの自分でいること、そしてそれが多くの人に受け入れられる振舞いであること
だと思うよ
ありのままの自分でいて
多くの人に受け入れられるようになるには
自分の行動を振り返る習慣をもち
より良い状態を目指して
意識から少しずつ少しずつ変えていくことが
大事になっていくんだよ
「ありがとう」を自然に言えたり
笑顔で会釈したり
あいさつしたり
相手を気遣う声掛けをしたり
これを「自然体」でできるようになるというか』
友人
『普段の僕の行動のレベルを見ると
「自然体」じゃなくて
明らかに無理していて
イタいというかサムい、、
という風に思われるのか』
僕
『そうかもしれないね、、
自分のレベルを上げていくと
多くの人から80点以上をもらえるようになる
それが人付き合いの能力なんじゃないかな?』
友人
『100点じゃなくていいの?』
僕
『そんなん無理やって!
例えば「性格いいからムカつく」
なんていう人もいるんやで
僕が資産運用の話とか
勉強したことを善意で話していても
「金を持っていてムカつく」
って思う人もいるやろうし
他にも美人で性格がいい○○さんも
女性陣から嫌われてるやろ?』
友人
『ほんまや、、、
全員に好かれるって絶対無理って
それを聞いてようやく納得したわ』
僕
『自分らしく自然に行動して
それに対して40点をつける人もいれば
80点以上をつけてくれる人もいるんだよ
お互いに自然体でいられて
心地がいい人とだけ仲良くすればいいねん
全員と仲良くしなくていいんだよ』
友人
『確かに◇◇君とは
一緒にいると気が楽だわ
そういう人とだけ仲良くなればいいのか』
僕
『もし君が「より多くの人と仲良くなりたい」
と望むのであれば
人間性を磨いていけばいいってことだね
まぁ磨いたら磨いたで妬む人も出てくるって話だけど』
友人
『人に良く思われたいって思うのは
結局自分に自信がないからな気がする、、
でもありがとう!なんかスッキリしたわ
課題だらけだけど、、、
最後にお願いがあるんだけど?』
僕
『何かな?』
友人
『今回の相談を記事に書いてほしいねん
へへへ』
僕
『(苦笑)分かったよ』
あとがき
う~ん
記事を書いてみて思ったんだけど
中高生レベルの悩みですよね、、、
発達障害HSP もしくは
若い人向けの記事として
同じようなことで悩んでいる人がいれば
読ませてあげてください
今回はここまで
ではまた!
お金はご自身やご家族のためにお使いください、と思っていたのですが、お世話になっているnoteにも還元したい気持ちが出てきました。サポートいただいたお金は他のクリエーターの応援に使わせていただきますね。