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SNS上の批判は無視した方がいい

東京都知事選の後、落選した石丸伸二さんや蓮舫さんへの批判が相次ぎました。特に石丸伸二さんへの批判を分析していて面白い現象が観察できたこととでSNS上での批判や炎上と言うのは無視した方がいいという結論に至りました。今回はそれについて記事にしたいと思います。※この記事も前回に続き『公開し忘れていた』記事になります。例によってナンバーがズレています。


批判している人のほとんどがソースを確認していない!

Yahoo記事を読んでいて
『問題発言をして炎上している』
といった記事も目にし

僕も批判コメントを読んで
特定のYouTuberなどに
悪い印象を持ってしまうこともありましたが

実際に動画を見てみると
「アレ?この人いい人やん!?」
と拍子抜けすることがあります

批判をする多くの人が
ソースを切り取って
さも問題がある言動をしたかのような
問題人物であると印象付けようとする
加工された記事を根拠に批判していました

石丸伸二さんの支持者を批判している人が
爆笑するほど面白いのは

「編集された動画に扇動されたアホな信者」
と言って批判しているにもかかわらず

悪意ある切り取り(捏造)記事を根拠に
批判しているという点です
(自分も扇動されているやん!?)

つまりは

SNS上で批判する人は、批判することを目的化していて論理的整合性が取れていない場合が多い

のですね

何というか
自分の考えや感じ方が
正しいという前提で

自分のとは違った考えを持つ人を
批判し攻撃することで
自分の格を上げようとしている
(実際は下がっている)
のかな~と感じてしまいます

こちらの『多様性の科学』という本でも
エコーチェンバーに陥っているかどうかの
判断基準になるのは

自分とは違う考えに対する攻撃性
であると書いてあります

SNSで自分の身元を明かさずに
批判している人の意見は
基本的に無視した方がいいと思います

「エコーチェンバー」とは、ソーシャルメディアを利用する際、自分と似た興味関心をもつユーザーをフォローする結果、意見をSNSで発信すると自分と似た意見が返ってくるという状況を、閉じた小部屋で音が反響する物理現象にたとえたものである

笹原和俊(2018)『フェイクニュースを科学する』

たとえば
原発賛成 原発反対といった
相反する意見があった時に

自分が原発反対を支持するのであれば
原発賛成派の意見について真摯に学び

その意見を否定するだけ根拠を
数字に基づいて提示できなければなりません

正しい主張をするためには
自分の考えが間違っているかもしれないと
常に検証し続ける姿勢が必要です

この姿勢を持っている人は
安易に人を批判することができなくなります

SNSで(匿名で)批判を展開する人は
この姿勢を持っていないということであり

自分の考えの正誤を検証していないため
意見として参考にするのは
やめておいた方がいいことになります

SNSの批判を受けて意思決定するのはヤバい

なんかSNS上で批判する人というのは
自分が間違っているとは微塵も思っていないため
自信満々に見えてしまいますよね~

けれどその意見を参考にして
意思決定をするのは
リスクが高すぎると思います

今回の石丸伸二氏や
蓮舫さんや古市さんに対しても
誹謗中傷・批判は目にしたくはないですし
気にせず頑張ってほしいな~と思います

本記事の結論としては
SNSに限らず)
誰かを批判する人の意見は
真に受けない方がいい

ということです

ここまでお読み下さり
ありがとうございました
ではまた!


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St.M
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