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シューゲイザーの海に溺れて

最近、シューゲイザーという
ジャンルにハマっています。

きっかけは特にないんですが
Spotifyがおすすめしてくれたのを
いろいろ聴いているうちに
すっかり好きになってしまいました。

シューゲイザーって何?という方のために
簡単に説明させていただくと

シューゲイザーとは
「Shoe(靴)」と「Gazer(見る人)」を
合わせた造語。下を向きながらギターをかき鳴らす様子。複雑でノイズ感のあるギターサウンドと甘美なメロディ。
そして、囁くように歌い上げるボーカル。

洋楽まっぷ

よりイメージを掴みやすくするために
合唱曲として有名なCOSMOSを
シューゲイザーにしてみたという動画があるので
そちらを聴いてもらえればうれしいです


シューゲイザーの雰囲気を掴んでいただいたところで
今回は、シューゲイザーの旅へと
みなさんを誘おうという回です。

お時間あるときに聴いてみてください。

それでは、どうぞ。



Moon In June 「Summer Pop'97」

最初は、こちらのバンドから。
2018年に東京で結成されたバンドで
シューゲイザーやオルタナティブロックを主軸とするバンド。

MVをよく見てほしいのですが
ボーカルの方の着ているシャツに
スピッツのアルバム「ハチミツ」が載ってるんです。

「この人、絶対スピッツ好きやん!」というのが
伝わってきます。

この曲のメロもスピッツの影響受けてるのかなぁ
というのをぼんやり感じます。
Aメロなんかは、「ハネモノ」を少し
アップテンポにした印象です。

ということで、スピッツファンの方には
ぜひ一聴してもらいたいのと
多分、気に入ってもらえる音楽です。


Beachside talks 「海辺の話」

続いては、年末に書いた記事でも紹介した
Beachside talks。

そのとき紹介した「Dream Up!」も
良い曲ですが、こちらの曲の方が有名かも。

ボーカルの方の
ウィスパーボイスがほんと綺麗です。
曲の雰囲気とよく合っています。

歌詞の情緒性も好きで
曲名の海辺の話っていうのもなんだか
小説や映画のタイトルに出てきそうな感じ。


cephalo 「夜窓」

続いては、これまで紹介した
ドリームポップ感のある雰囲気の曲から一転して
ダークな印象を受けるシューゲイザーを紹介。

ノイジーさがごぉんごぉん響く音と
女性の囁き声がこれぞシューゲイザーを
体現していて気持ちがいい。

cephaloは、23年に東京で結成されたバンド
ということでめちゃくちゃ若手!

早めにこのバンドを知ることができて良かった。

このバンド、好きな人にはたまらないと思います。
こういうの待ってました!って
シューゲイズファンは多いかもしれません。


The Otals 「そしてチャイナブルー」

再び、明るめな雰囲気に戻ります。
The Otals(ザ・オタルズ)は
主にウェブ上で活動しており
その素顔は、不明。

曲調は、シューゲイザーをよりポップにした印象です。

「世界一とっつきやすいシューゲイザー」
と称しているくらいなので、馴染みのない方でも
とても聴きやすいと思います。

絵柄もポップさもとっつきやすい一因かもしれません。

からかい上手の高木さんとか
甘酸っぱい青春学園ラブストーリーアニメに
採用されてほしいなと思う一曲。


スピッツ 「プール」

さいごは、スピッツから。

え?スピッツってシューゲイザー?と思った
そこのあなた。

そう、スピッツにもそんな時期があったんです。

インディーズの頃は
ブルーハーツの影響を受けたパンクバンドでしたが
2作目のアルバム「名前をつけてやる」は
シューゲイザー感のある仕上がり。

ベースの田村さんは
シューゲイザーっぽく下を向いて演奏することを
いかしてると思っていたらしいですが

ライブを見にこられた方から
「あのベースの人は、なんでつまらなさそうに演奏するんだ」
と言われてやめたそうです。

「プール」って曲は、シューゲイザー感がありつつ
歌詞も初期のスピッツらしい官能的表現が
散りばめられている作品です。

君との情事をナツグモで表現するあたり
青年マサムネ氏のエロティシズムが
垣間見える一曲です。


おわりに、
今回紹介したバンド以外ですと
初期のきのこ帝国や羊文学などが
シューゲイザーバンドとして
有名なのかなという印象です。

シューゲイザーはマジョリティというよりは
少しニッチ、好きな人は好き
聴く人を選ぶ音楽でもあるように思います。

なので、みなさんのお耳に合う曲紹介だったかは
分からないですが
少しでもシューゲイザーの雰囲気、良さを
感じ取っていただけたらうれしいです。


それでは、今回はこの辺りで。

読んでくださりありがとうございます。


また、お会いしましょうね。








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さざなみ
読んでくださる方にくすっとなるお話やへぇ、そうなんだとなるような内容をお届けしたいなと思っています!