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ぶどうは芸術作品_2
ご覧いただきありがとうございます。
前回は、ぶどうの発祥などを
お話させていただきました。
よければ、その時の記事も
ご一読してみてください。
そこで今回は
ぶどうの栽培について
お話できればと思います。
へぇ、そうなんだ程度に
読んでもらえると嬉しいです。
それではどうぞ。
ぶどうの栽培
ぶどうの栽培方法について
すべてをお伝えするのではなく
私が特に驚いた点を紹介したいと思います。
突然ですが、みなさん。
ぶどうの実は1房に
何粒くらい実ると思いますか。
んー、30粒前後くらい?
などと私は思っていたのですが
なんと、何も手をかけなかった場合
1房に700~1000粒くらいの
実がなるらしいです。
???
え、ほんとに?
1本の木になる数の間違いじゃなくて??
これを書いてる私も
実際に見たわけではないですが
どうやらそうみたいです。
全然ピンとこない(笑)
では、1000粒くらいなってしまう
ぶどうの実をどうしているのかと言うと
農家さんが1本1本、手作業で
余分な実を省いていきます。
これを「摘粒」と言います。
この摘粒作業は2クール行われるみたいで
まず、1クール目に1000粒から
80~100粒程まで減らすそうです。
そして、2クール目の作業で
100粒から35粒前後まで
どの実を残すか選抜するみたいです。
仮に、あるぶどう農家さんが
2反分(1反で小学校の25 mプール3つ分)
のぶどうを栽培するとしたら
1反あたり3000房ほどのぶどうが
なるそうなので
その果てしない作業量を考えたときに
正直、腕もげるよと思いました。
ぶどうづくりは職人技
ここまで
ぶどう栽培の一端をお話しましたが
実は、もっと驚いたことがあります。
それは、ぶどう農家さんは
自分と別の人がつくったぶどうが
ランダムに並んでいたとしても
どれが自分の育てたぶどうか
判別できるみたいです。
もう、すごすぎですよね。
これ聞いて思わず
ほぇ~って感嘆してしまいました。
それもそのはずで
ぶどうづくりにおいて摘粒作業というのは
どの実を残してどの実を省いていくかや
どの角度で切り落としていくかなど
作り手によって、違いが出るところであり
いかに形の良い綺麗なぶどうが作れるか
生産者さんの腕の見せどころなのです。
もはや「アート」の域ですよね。
そのため、
ぶどうは芸術作品
というタイトルにさせていただいた次第です。
これまでは、スーパーで並んでいる
ぶどうを見ても正直
高いなぁと思っていましたが
ものすごい手間暇をかけて
育てられていることを知った後は
ぶどう農家さんを応援したいと思うようになり
昨年から自分の気になる農家さんから
ぶどうを取り寄せ始めるようになりました。
次回、私が実際に食べてみたぶどうや
今年食べてみたいぶどうなどを
紹介したいと思います。
ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
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