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福井で湧水を汲みに行ったら

全国水汲み場スポットというサイトが
あるのをご存知でしょうか?

こないだ湧水を汲みに行った際に
発見して、面白くてときどき見てます。

先日、福井県敦賀市に用事があり、
せっかくなので敦賀の湧水スポットを
探してみました。

敦賀市内で湧水スポットは2カ所、
うちお水をいただけるのは一カ所だけ。

必然的にそこに行くことになりましたが、、
敦賀の湧水は、なかなかディープでした。

なんと、お水がいただける場所は
霊場だったんです。


水汲み場のすぐ横に管理人室みたいな
場所があって、お水を汲む際、
そこで所定のボトルを購入します。
(ボトルを持参したら次回から無料とのこと)

ボトル代は管理維持費になってるんですって。

水汲み場所自体
なかなかインパクト大で、
お水頂いたので本堂にお参りしたんだけど…
なんだかただならぬ雰囲気だったの。。

本堂の横にあったもの。

拡大↓

おおぅ、、そうだったんですか…。

蒙古襲来?
しかも奈良時代??
(蒙古襲来は鎌倉時代に九州に来たんじゃなかったっけ??)

ただ、よく考えてみれば奈良時代って
鑑真が中国から来たり天平文化だったり
確実に大陸の影響大ですよね。

外国との交流が盛んだったということは
別に攻めてくる人がいてもおかしくはないのかな?

奈良時代には、渤海船というものが
敦賀に来てたんだそうです。
敦賀は、海流にのって
たどり着きやすい場所なんですね。

実は、福井在住の方によると
海岸には海流にのって流れついたと思われる
ハングル文字のついたゴミが沢山あったり
普通にあるそうです。

北陸の人たちって他の地域の人々より
外国のことを考える機会は比較的
多いかも、と。

福井県「越前」をはじめ、
北陸地方には越のつく旧国名が多いのですが

敦賀市付近から今の山形県手前辺りまでは
もともと「越の国」と呼ばれていたそうです。

出典 wikipedia「越の国」

時代がずれてしまいますが、
「越」という字を見るとあの呉越同舟の「越」
つまり中国大陸にあった国と何か関係が
あるのかなぁ、、なんて思ってしまいます。

また、敦賀市は、
第二次世界大戦中、杉原千畝のビザで
多くのユダヤ人達が入ってきた
場所でもあります。

(私の住む名古屋市は、杉原千畝の出身高校が
あるんです。
少し前に記念碑なんかもできてました。)



一般的には知られていないような
歴史というか逸話みたいなのって
あるものですね。


湧水を求めて出かけただけなのにw
思わぬディープなものに触れて
面白かったです。

あ、お水自体もおいしかったです。
まだ飲んだだけですが。

このお水を使って何か作ろうと思うので
これはまた別記事にしたいと思います。

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