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とくし丸と新紙幣。

新紙幣が発行されて2か月あまり
すでに流通してきている感じがある。

会計時にお客さんが出してくるお札がナチュラルに新紙幣だったり
お店で両替をお願いすると新紙幣で出てきたり

特に、あんなに新紙幣発行時はしゃいでいたお客さんが
お会計時、何も言わずにスーッと新紙幣を出してきたときは
『あぁ、ブームはもう終わったんだな…』
と思わずにはいられなかった。

ただ、実はそのせいで、今とても困っている。

なんせ新紙幣発行という時期に毎日お金を扱う仕事をしたことがない。
だから初めて気付いた。

新紙幣と旧紙幣が混ざり合うのが、こんなにも不快とは。

自分は変なところが神経質で
お客さんにお釣りを渡すとき、複数枚のお札は必ず同じ向きにして
折れとかも必ず直して渡している。

特に深い考えが有る訳ではないがそうしないと自分が気持ちが悪いから。

そんな自分なので
新紙幣と、旧紙幣が混ざるのが、もの凄く不快
だから、3,000円のお釣りの場合
旧紙幣だけ、新紙幣だけで渡せるように分けている。

だけど忙しい時なんかはそんな余裕も無く
仕方なく旧紙幣と新紙幣が混ざったお釣りを渡してしまうこともある。

誰も気にしていないのかもしれないが自分は気持ちが悪くて仕方がない。
何も間違っていないが、間違ったお金を渡しているようで…
ちょっとしたストレスだけど毎日続くとけっこうなストレス

これ、どうにかならんか
どうにもならんか
慣れるしかないな。

それはそうと
すでになぜかボロボロ折れ折れの新紙幣と
まだまだピン札レベルのキレイな旧紙幣が
偶然、お札入れの中で同居していると、なんだか妙な気持ちになる。
『君たち、なんなの?どうしちゃったの?』とお札に話し掛けてしまう。

そして今になって
なぜか
【2代前の夏目漱石の千円札】
がちょくちょくお客さんから出てくる。
ずっと隠れてたけど、焦って出てきたのか?
いや、何に?

そうすると自分のお札入れの中で
3世代の千円札が同居することになる。

でもこれは
3,000円のお釣りを渡すときに
夏目・野口・北里の3世代であげると
お客さんには、けっこうウケる。

とりあえずは
明日にでも
全てのお札が新紙幣になるよう
願う毎日であります。



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