確かな愛なんてどこにもなかったと
激しく移り変わる生活の中考える余裕もなかったね
多感な時期と青春といえば聞こえはいいが
自分の感情も制御しきれずに
愛してると好きと
言ってたのは言葉だけ
抱きしめたい、手を繋ぎたい
それが邪なこと?
本当に
大切な人には言えずに
抱きしめて守りたい
どこにも行かないで
ずっとそばにいて
なんて先のまた先
心の熱はどこか冷めて消えていったみたい
恋とも愛とも
自分が愛したいだけ
君の気持ちも考えずに自分の気持ちだけ
気づいた時には独りぼっち
『本当に好きだったんだよ』
『愛してるよって…何度も言ったのに』
一度なくなってしまった気持ちは二度とは戻らない
あの頃の思い出を何度も夢にみて
君に似た姿を追いかけて
毎晩涙が溢れそうになる
自ら慰め
時には溢れた分だけこぼしては愛に溺れていった
君に似た君を思って
代わりなんていないわかっていたけど
次第に感覚はなくなっていって
いつのまにかにおもいだせなくなった
あの頃の
心は頑なに決して溶けない一つの結晶のように綺麗で美しい記憶はどこにやら
もう戻らない、あの日の思い出
隣のぬくもりも まだ、消えない
いつどこでなにをしているのか
そんなと考えながら失ってから
輝きをます貴方への
凝り固まる汚れた結晶
愛に偏ってた愛にすがってた
愛と依存をはきちがえて
まちがった自分の都合のいいように
熱を帯びた心は欲望のままに求めていった
子どもの頃のつきはてない探究心 に似て
あの時のワクワク、ドキドキ感情で見ていた
みえてたものも見えなくなって
でも、経験した記憶は今でもうっすら
覚えているのに
ことの終わりには気持ちは冷めていってはまた忘れる
身体は反応してるのに頭がついていかない
微熱。
知恵熱
なぜだろう、愛だけは重ね覚え身体が覚えているのに
頭で心で求めてる型は一致しない
熱くなる身体はまた求め
のちに虚しさにつつまれいく