歩き出そうとするときは
いつだって雨だった
頭の中に降り続く冷たい雨
やりだそう、走りだそう、
このままじゃだめだって
諦めきれなくて
出来ないことばかり数えてた
君に出会うまでは…
青い空天高く見上げたら
急に飛び降りたくなって
降り出した雨の中屋上にあがった
そこには
眩しいくらいに綺麗で
まるで、土砂降りあがりの
虹をみているようだった
落ち込む気持ち吹き飛ばし
やる気をださせてくれた君
一本の光の道を示してくれたようで
何も言わないでこっちをみていただけなのに
雨の日に独り空を見上げれば
晴れる気がしてくる
空から降ってくるものばかり数えたってきりがない
君の目はそう言っていた
いつだって、終わりはくるもので、最後には雨降って地固まる。
だから、前向いて天高く目指して歩こう
必ず、あなたには朝が来るから
そんな教科書じみた
言葉よりもよっぽど
刺さった
明日が雨でも
明後日が雨でも
昨日は晴れたよ
君がいた日は
出会った日は晴れだった
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