ただのOLが、四ヶ月半で日本語教育能力検定試験に独学で合格した話
モロッコ人の彼とお付き合いを初めてから、将来海外移住するという選択肢が出てきました。もしもの時に何か役立つ資格をとろうと思い、2024年6月上旬から日本語教育能力検定試験の勉強を始めました。
日本語教育能力検定に関する情報は少なく大変苦労しましたので、合格した私なりの勉強方法を書いていきたいと思います。(合格したのは2年前のことですが・・・)
誰かの役に立てば幸いです:)
※日本語教育能力検定試験はすでに終了していますが、国家資格「登録日本語教員」の筆記試験と出題範囲は似ているようですので、参考になると思います。
勉強で使った参考書や問題集
参考書
参考書は定番の「日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第5版」(ヒューマンアカデミー)を使っていました。
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楽天
試験後も愛用しており、オンラインで教えるときによく見直しています。
問題集
二つの問題集を使っていました。
1. 「新版 日本語教育能力検定試験 合格するための問題集」(株式会社アルク)
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2. 「日本語教育能力検定試験 対策問題集」(株式会社アルク)
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過去問
過去問は最新のものから4年分解きました。
(現時点で最新の令和5年の過去問を置いておきます。楽天では見つけられませんでした。)
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小論文対策系
上記に書いた2つの問題集や過去問の小論文問題を解いていました。
基本的に自分で採点していましたが、自分だけで添削を完結し続けるのは良くないと思ったので、時々(3回に1回くらい)添削サービスを利用していました。
利用した添削サービスは以下です。
むきえび先生
LINEでやりとりができるので、手軽でおすすめです。またこのままの勉強方法で良いのか不安になったとき、LINEで相談することもできます。はま先生
zoomで他の方と一緒にリアルタイムで添削していただけます。他の方の添削も見ることができるので、自分の文章をより客観的に見ることができるようになると思います。ココナラ
早く添削してもらいたい...!といったときに使っていました。
Youtube
隙間時間の勉強では、以下のyoutubeチャンネルを活用していました。
大根先生
一問一答など、アウトプットするための動画が豊富にあり、非常にお世話になっていました。(単語説明等のインプット系の動画も非常に豊富です!)
またXのアカウントもあり、毎日一問一答の問題を発信されています。ついついSNSを開いてしまったときでも勉強ができます!ももこ先生
単語説明や整理等のインプット系の動画が多くあります。独特の視点でわかりやすく、とても覚えやすいです。初期段階でまた問題が解けないときや参考書を見てもよくわからないとき、よく見ていました。
その他
青山国際教育学院さんで模擬試験と総復習回を受講しました。試験を受けることが大学受験ぶりだったので、試験の雰囲気を思い出せてとても良かったです!
以上の教材を使って、どのように四ヶ月半で合格に至ったかを詳しく説明していきます!
勉強方法
まず最初に試験の範囲や問題形式など基本的な情報を把握し、どのように進めていくか、勉強の基本方針を立てました。(都度修正が必要なので、ざっくりで大丈夫です!)
基本方針の立て方は、後の「合格するために意識したこと」で解説しています。
基本方針
一ヶ月サイクルで勉強方針を見直していました。
具体的には、
参考書(「日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第5版」)と問題集を使って、一ヶ月間勉強する。
↓
1ヶ月目の最後の週末に、過去問を試験の日程に合わせて1日かけて解く。
↓
1日かけて採点・苦手分野を洗い出し、参考書に付箋を貼る。次の一ヶ月間の勉強方針を考える。
ということを繰り返していました。
では具体的に私がどのように勉強していったか、お話ししていきます。
1ヶ月目(6月〜7月)
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