読書記録
森沢明夫さんの作品がとても好きです。
他の作品と繋がる登場人物や場所があったり、
人の温かさを感じて、柔らかな心になれます。
今日読み終えた『さやかの寿司』
読んでるうちに、
人間の根っこって“明るい”のかなって感じさせられてることに気づきました。
辛い過去を背負ったあと、
笑顔すらも忘れてしまうような暮らしが続いたあとだとしても、
こんなにまで明るく、人懐っこく、人の中で生きて行けるようになるのかな、
成長するのかなって、思いつつも、
でも、
それはとても理想な世界だなって感じながら読んでいて。
ちょうどそんなことを感じてる時に
この一文。
「人は、出会うべき人と出会えさえすれば、こんなにも短期間で変われる。そして、人生を一変させられる」
なるほど。
出会うべき人か。
それって、
白馬の王子様のような、
待っていたらいつかは出会えるみたいな、
そんなものではないのかもしれないと思います。
今自分の周りにいる人はみな
出会うべき人なんだろうな。
森沢さんのお話の中には
それぞれの登場人物に居場所があるんです。
とても温かな、人の輪。
そんな生き方をわたしもしていきたいと、
読むたびに思います。
あと、
他の作品の登場人物だったり
繋がりに気づいたときのワクワクがたまりません。
ただ、ちょっと今回は、
「あー、これ!どの話だったっけ〜!繋がってるのは分かるのに〜」と思う部分があって。
よりヲタクなファンになるべく、
今回から相関図を書いていくことにしました。
書いていくうちに
ワクワクが止まらず楽しくて。
過去読んだ作品をもう一度読み返して、この世界を繋げていこうかな、って思っているところです。
まぁ、ぼちぼちと。