こんな小さな身体に世界を詰め込んで何になる?
喫緊の問題として、私の目の前には二つの選択肢があって、それは就職するか大学院にいくかという言葉にするとどうも月並みになってしまう選択肢である。今まで数十年間の日本人たち──特に日本の大学を卒業した日本人──がぶち当たってきた壁というか人生の山場というか、とにかく何らかの人生におけるチェックポイントに、今の私はいる(らしい)。ある人が親切心から述べたことには、多くの人たちはそういうことに何ら疑問を抱かずに、目の前の事態に対処するらしい。たとえ疑念をもったとしても、それはその枠