少し前に23歳になった。そして社会人デビューした。客観的に見れば23歳は人生の初めの方なのだろうか。 大学にいると周りのみんながキラキラしている。会社に入るとほぼ全員が年上で、結婚している人が大半で、落ち着いている。会社に入ってみて、なんだか急に現実世界に引き戻されたような、そんな感じがする。 先月まで、大学生だった。未来に夢を膨らませていた。時間はまだまだあるような気がしていた。 今は毎日焦りを感じる。私は今年二級建築士を受ける。毎日会社の研修と勉強の繰り返し。試験が早く来
入社式と研修があった。 みんなは仕事よりプライベートを大切にしたい人達に見えた。 今まで、自分より優秀な人達に囲まれ、この人たちのようになりたいと、毎日刺激を受けながら過ごしてきた。 変化、孤独感、想像とのギャップ、今までの努力が無駄になってしまったような、悲しみと悔しさで涙が出てしまった。泣きじゃくった。 会社は色々な人がいるからこそ成り立っている。悪いことも楽しく変換して捉えて余計なことは考えずに目の前のことに取り組みなさいと。その言葉でなんだか楽になった。 大学院に
いつも夢を見る。今日も見た。一つ目は、英語の課題で暗記するというものがあって、難しい表現だったから私だけ覚えられないという夢。知らない単語や文法が出てきた。これは私の頭のなかで勝手に作られているのだろうか??不思議で一度目が覚めた。 また眠るともうひとつ夢を見た。となりに座っている人にペンを貸すと、素敵な絵を描いてくれるという夢だった。絵を描いていく行程もずっとみていた。その絵も、私が描くような絵ではない。私が思い付くようなアイデアではなかった。でもこれは私が見た夢だ。私の頭
現在私は大学四年生だ。週に一回のゼミ以外、授業はなく、自由時間がたっぷりある。今のうちに行きたいところに行っておきたいと思った。行ってみたかった場所のひとつが福岡県だ。沖縄県以外に九州を訪れたことはなかった。高校時代のバレーボール部の友人が、東京の専門学校福岡県で働いていることを知り、三泊四日の福岡旅行を決めた。一日目、一人で観光して夜ご飯を友人と食べた。友人の残業が長引いて、たくさん待った分、何倍か美味しく感じられる夜ご飯だった。二日目は、友人と一緒に太宰府へ。レンタカー屋
SEKAI NO OWARIを好きになったのは、確か13歳中学二年生のときだった。心地よい歌声と演奏、可愛らしい見た目、そしてその歌詞たちは、多感な時期で悩みの多い中学生に深く刺さった。メンバー同士やその周りの人たちとの仲の良さも魅力的だ。私自身、幼稚園から中学校まで1学年1クラスで過ごし、幼馴染みが多い。そんな仲間たちとの時間が職業にもなっている『幼馴染みバンド』のようなものにあこがれるのだと思う。 この小説が出版されてからすぐにTSUTAYAにいって、この本を買った。