手紙💌

長らく休職していた保育園を
11月末付けで退職致しました。

ご報告が遅くなり、ご心配をおかけしました。

私は本を読んだり、映画を観たり、
舞台を観たりして
作り手の想いを深読みすることが好きです。

大学時代は国際文化を専攻し、
グリム童話についていくつもレポートを書きました。

御伽話として語られている物語も
本当は残酷だと話題になったことがあります。
残酷なのではなく、生きる辛さを語っている
ただそれだけだと思います。

二宮金次郎が
背負っていた薪を下ろして
座って本を読む銅像に変わったことは有名です。

薪を背負ってまで勉強していたから
讃えられていた二宮金次郎が薪を下ろす時代。

人類は糖を効率よく摂取するようになってから
寿命が伸びたそうです。
自分に甘くすることがとても大切。
そんなことを砂糖の健康セミナーで学びました。

私は保育園で忙しすぎて
大好きな読書もせず
コロナで映画館に行くことも控え
生の舞台もコロナで控え
感染対策をバッチリしていたにも関わらず
コロナを患い、自分を責めました。

でも、休んで思い出したことがたくさんあります。

保育の仕事は大好きです。
子どもたちのことも、我が子のように大切に思っています。
でも、忙しすぎて…
私は何度も復帰を考えましたが、
その度に発熱を繰り返してしまいました。

心が元気になっても
体が拒否していました。
体は正直です。
心は複雑。

私はまた心を亡くしてしまう前に
保育園を去ることに致しました。
おそらく日本の保育園ではもう二度と仕事はしません。

別の形で自分の経験と知識を活かせる場を
ゆっくり探してみるつもりです。

幼児教育は
その子の人生の基盤を作る大切な時期です。
そんな大切な時期に
私に大切なお子様を託してくださったにも関わらず
年度末の進級まで見送ることができず
本当に申し訳ありませんでした。

繋いだご縁が切れることはないと信じております。
また、ご縁が繋がることがこれからの人生でありますように…

近くにいなくても、ずっと応援しております。

今日は発表会。
たくさん練習してきた子どもたちが
のびのびと楽しめますように❤️

今日の本番ではなく
頑張ってきた過程をぜひたくさん
褒めてあげてください❤️💙🤍

お世話になった保護者の皆様へ
愛を込めて❤️