大谷くんの結婚が、今年でよかった。
テレビもネットニュースも、大谷翔平選手と真美子さんだらけ。
野球のことはまったくわからないので、自然体で素敵な真美子さんばかり見てしまう。
同性が憧れるタイプの女性ですよね。
さて、ばかみたいなタイトルで恐縮だが、今日はアラサートークだ。
現在33歳のわたくし、20代後半は結婚というトピックに凄まじくナーバスだった。
周りが次々と結婚していく。
一緒に学校に通い、一緒に卒業して就職したと思ったのに。
どうしてみんな、示し合わせたようなタイミングで素敵な相手と出会い、そして結婚に至っているのか。
私なんて自分のことで精一杯で、まだなにも納得できていないのに・・・。
当時の私は睡眠時間を削り、時間もお金も試験勉強に費やしていた。
そしてなかなか結果が出せず、苦しい毎日を過ごしていた。
結婚式の招待もいただいた。一件ではなくいただいた。
でも、試験の1週間前に同僚から「帰りに一杯飲もうよ」と誘われ、30分だけならとOKしたら風邪をうつされたことがあり、人が集まる場所には一切近づかないようにしていた。
しかも、結婚式に行くとなると丸一日かかる。貴重な休日が・・・。
今思えばひどいことをしているが、理由をつけて断りまくっていた。
その時間があったら勉強するか仮眠を取りたかったし、
人の幸せを祝えるほど気持ちのゆとりがなかった。
披露宴に行ったら、自分が惨めで御手洗いにこもってしまうかも。
おわってからも絶対引きずる。
もし、あんな状況で大谷くんと真美子さんの幸せそうな姿を連日見ることになったら、
私の精神はきっと崩壊していたはずだ。
当時の心の脆さを侮ってはいけない。
結局試験は合格していないし、パートナーもいないままだけど、心を消耗する日々は脱した。
自分のペースで生きていくしかないな、と思えるようになった。
今、気持ちがつらい人は、無理して式に参加する必要はないと思う。
それにより切れる関係もある。私もあった。
でも今、1ミリも困っていない。
ネットを見ると、友人間でのご祝儀トラブルはよく見るが、
「気持ちの余裕がないので断りたい」という相談は見ない。
(当時検索した)
あなたより心の狭い人間はここにいます。大丈夫。