劣等感
僕は自分を「低知能」、「ブサイク」、「コミュ障」と自己評価してきました。この自分に対する劣等感は、日常生活のあらゆる瞬間に存在し、僕を追い詰めてきました。
中1の頃に引きこもりになってから僕の望みは単純で、ずっと「人並みになりたい」ということだけでした。
今、僕は29歳になります。
数年前に自立してから、何年ももがいてきましたが僕は「人並み」になることができず、孤独感、虚無感、不安感、絶望、無気力感に苛まれる日々を過ごしています。
僕は昔から被害妄想的で自意識過剰な性格で、「見下されている」のが大嫌いでした。常に見下されることに敏感で、その一端でも感じ取ると、自分を守るために、自分から反撃することがあります。
ここ1年は特に自暴自棄になり、アルコール依存症も深刻化し、僕の人格はさらに荒廃しました。
先日、追加の酒を買いに行く途中で近所のヤンキーに「何を見てるんですか?」と声をかけられました。
俺は初っ端から「どうせ俺をバカにしてんだろうな」と思い、喧嘩腰で自分から食って掛かりました。
結果、僕は負けました。相手は理性的だったため、感情任せの僕はすぐに説き伏せられ、結局は完全にマウントを取られ、惨めな思いをしました。
7つも年下の22歳の若者に、説教という名目の憂さ晴らしを食らい、格付けを完了されました。
その場面は、傍から見たら「強者が弱者を支配する」弱肉強食の世界を象徴するような光景だったかもしれません。
その後、惨めさに満たされながら帰路につき、僕の人生は一体何だったのかと考え、中学の頃にいじめられていたことを思い出しました。
「一生負け組、これが俺の人生」