虹色のバトン
君の手に、音を立てて渡した
虹色のバトン
君はちゃんと、受け取ったのかな
君が小さい頃、大泣きしたその夜
確かに君を抱き締めた記憶がある
柔らかな光の中で君が眠りに
着いたなら、きっと、天使は
大忙しで、君の心を癒したのさ
覚えて置いてね、愛されていた事を
君は愛されるべき魂だと
君の手に、音を立てて渡した
虹色のバトン
今度は、君が渡す番なんだよ
誰もがこの世に産まれてきた限り
幸せの虹色のバトンを持たされたのに
何処かで落としてしまう
会えて良かったよ
君が落とした虹色のバトン
ちゃんと、君に返すから
幸せのリレーを走り抜こう
君が走り抜いた先に、誰かが
待っているから、今度は
君が渡してね、皆で目指そう
幸せのゴールを
拍手で称え合おう、ゴールテープは
もうすぐだよ
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