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【無敵!病気知らずの体のはずが....❷ 】

パーキンソン病と診断されて以降、1人で遠出しない
などドクターからの生活行動の制限が増え、次第に仕事どころではない事を実感せざるを得ない状況になっていった。
困った病気になってしまったものだ。
大学では助教というポジションをいただきいよいよ
自分の授業、論文指導、担任を持てるようになったものの、健康な体があっての仕事である。
不健康な教員が沢山の
元気な看護師を養成できるのか?
自分の中で結論はすぐ出た。
「退職!無責任な働き方は出来ない。」
悔しいけれど休職から退職へと決意を固めたのである。
やっと積み上げて整った仕事をすべて捨てる事にした。
上司は心身ともに健康でよく働く部下が好きである。
上司は退職を告げるとそれを望んでいたかのような
ややテンションの高い声で
「了解致しました!」と返答してきたような
気がした。
プロ野球で言えば今季で戦力外通告だ。 
しばらくの月日、ただただ悔しさや葛藤から抜け出す
ことが出来なかった。

そんな落ち着きを何とか取り戻せた1年後、
またもや信じられない運命が私に襲いかかって
きた...
こんな事ってあるんだろうか?

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