見出し画像

受験シーズン

中3のこの時期、こんなにもリラックスして迎えることを誰が想像しただろう。
中3長女、夏休み明けてから全く登校していない。
ただ1日だけ。卒業アルバムの写真&受験用の写真を撮影する日だけは、普通に登校した。
必要最小限の登校というのだろう。
担任からの「登校できそうですか?」という電話もすっかりなくなった。
中間試験期末試験を受けなくても、ただテスト用紙が渡されるだけだ。
長女が学校に行かなくても世界は何も変わらないのだ。

受験生の母というものは、ドキドキソワソワしていて
子どもの成績に一喜一憂して
三者面談で先生から言われることに一喜一憂して
お金の心配もして…
メンタルが超不安定なイメージだった。
いや、実母を見ていてそうに違いないと思い込んでいたのだ。
しかし子どもと自分の課題を分けること
まず自分のメンタルを保つことを意識して過ごすようにしたら
とてもリラックスして過ごせている自分がいる。

夏休みいくつかの通信制高校の見学に行った。
「ここは無理。」
「ここは行ってみてもいいかな。」
など、長女は自分の考えを伝えてくれた。
また、高校の入試の課題で「どんな大人になりたいか」という内容の作文があった。一向に書くそぶりも見せなかった長女だったが、
「三者面談で作文の確認したいからそれまでに書いておいて」
と担任の先生に言われて、しっかりと三者面談までに書き上げた。
「今はできていないけれど、自分の考えをしっかり伝えられる大人になりたい」
と書いてあった。
私は号泣した。

子どもは親が思っている以上に
いろいろなことを考えている。
それを表現できないようにしていたのは
私が過干渉にしすぎていたからだと思っている。

長女が自分の人生を歩んでいけるよう
私自身も自分の人生を歩めるよう
日々過ごしていきたいと思う今日この頃である。

でも…入試の当日はドキドキソワソワしてしまうんだろうな。


いいなと思ったら応援しよう!