訪問看護での出来事
私は今訪問看護をしている。
先日訪問した
産後7か月のママの訪問での出来事。
産後ワンオペで休む時間もなく
パパは仕事が忙しく
朝早く出勤し帰宅は日付変わってから。
週末は休みだが
自分がやってほしいレベルで
育児をやってくれないと
イライラされている様子だった。
夜は早く寝たいけど
離乳食の作り置きをしなければならず
先日も夜中1時過ぎまでかかって
野菜をゆでて
つぶして
冷凍していたと。
ご自身は嫌いな野菜が多く
実母さんからは
「子どもにはいろいろな野菜を食べさせなきゃだめよ」
と言われていたと。
だから
人参、カボチャなど自分では食べない嫌いな野菜も
子どものために買ってきて
離乳食にしていると。
さらにご自身が
妊娠糖尿病だったから
将来糖尿病にならないように
自炊して
食事を食べていると。
それは忙しすぎる。
すごく頑張っている!
でもこのペースで頑張り続けたら
体がもたない。
私は心の底から
「自分のご飯はコンビニでもいいんだよ」
「離乳食は自分が食べれる好きな野菜でいいんだよ」
「苦手な野菜はベビーフードでいいんだよ」
と言えた。
以前の私なら
そうはいっても
手作りの離乳食のほうがいいに決まってる
自炊してべランスのよい食事を食べたほうがいいに決まってる
ベビーフードはどうしようもないときだけ
といった考えが強くあり
本心でアドバイスができていなかった。
でも今回は本当にそう思えた。
自分がベキネバに
縛られていたことに気が付けたからだ。
一番大切なことは
自分が心地よく
すごせること。
子どもは大事だが
自分が一番大事。
長女を産んだ時の
自分に言ってあげたい。
でも
あの頃の自分は必死すぎて
そんなアドバイスは聞き入れなかっただろう。
長女が不登校になって
やっと気が付けた。
自分が楽に生きるための考え方。
自分を追い詰めているのは
自分が決めた
ベキネバだったということ。
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