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家族との葛藤

長女が学校に行かないことを容認していると、
次女も学校への行きしぶりを見せ始めた。
「長女ばっかり休んでいてずるい。次女もママと一緒にいたい!」
「お腹が痛い」
「学校に嫌な人がいる」
「避難訓練が急に始まるのが不安で怖い」
いろいろな理由を言った。
『無理に学校に行かせてはいけない』
ということは分かっていたので、休ませるしかなかった。
次女まで学校に行かなくなったらどうしようと不安だった。
しかし次女は1日か2日休んだら、何事もなかったように登校した。

長男は休んでいる女子たちに見向きもせず
学校に行った。
とにかく学校や友達が大好きな子だ。
辛そうな表情の長女次女の傍ら
いつもニコニコ元気に過ごす長男には
救われた。

家族の意見

夫は
「なんで学校に行かせないの?」
「自分たちの時代は学校に行くのが当たり前だった。」
と言った。
私も学校に無理にいかせてはいけないと思っていたけど
本心は夫と同じだった。
同居している義両親は
何も言わずに見守ってくれた。
それにもかなり救われた。

長女は中2前期の中間テストを受けなかった。
テストの何日も前から
「受けない」
と決めていた。
「テストを受けないなんてあり得ない」
夫は言ったし、私もそう思った。


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