Life-changing job

7時起きで9時から行われた政府系ジョブのインタビューに行ってきた。
ワークショップ、個別インタビュー、ロールプレイングと三つのセクションに分かれており、チーフオフィサーも参加してエンプロイー側からは結構な人数のオフィサーが顔を見せてくれた。主に白人が多かったが、実務側で一番偉い人は中国人女性だった。
ニュージーランドのいい所は政府職でも移民がその職に就けることである。
日本の政府職で外国籍の人間が就く事は非常に少ないだろうと思う。

11年前この国に渡ってきた時は英語能力も低かったしまさか自分が政府職に応募するとは思ってもみなかったが、まあ所々完璧には分からなかった部分もあるが、自分の感覚では9割5分は大体理解できるって感じである。
分からないことは聞けばいい。
ただ分からないことが多すぎる状態では政府職みたいなものには応募できない。よって英語力がないと書類選考で見事に落とされる。まあ最も重要な事は見合った学歴と経験があるかどうかだけで人種や性別や年齢は全く関係ない。

日本だと、女は生意気だとか中年は年を取りすぎているとか外国人は信用ならんなどの思い込みが先行し、なぜか何もできない純ジャパ(笑)新卒を取りたがるという本当に意味不明な慣習が世の中に蔓延っている。私なら新卒より年齢が上の人間を取る。若い事にアドバンテージがあるならが、バカで無鉄砲で体力があるとか、それの程度である。

また来週別の政府ジョブの面接に行く。これも何かしらのテストが1時間半行われるようである。

この2つの仕事は基礎給料はあまり変わらないが、後者のジョブの方が時間で割ってみると時給は高いし土日はしっかり休めるしアージェント率が少ないだろうと思う。今後のキャリアを考えると、自分は余った時間で別の勉強をする予定なので、こっちの仕事の方が余裕時間があって、5年後10年後のインパクトが大きいように思う。

どちらも魅力的だが、後者のジョブは相当life changing jobだ。今まで全く考えもしなかった仕事だし、そんな仕事がある事すら知らなかった。

しかし、自分が得たい精神面の強さであったりとか、ロジカルシンキング力が相当伸びそうだし、一緒に働くであろう人々が自分よりも賢い人達なので、できれば後者の仕事に就きたいと思っている。シフトワーク11時間はちょっとやだなあという気持ちになっているのが正直なところだし、自分は別に人と話すが好きではないので、籠って仕事する方がいいなあなどと思うし、サイバーセキュリティやデータ解析の勉強も同時にしたいので、自分の時間がないのは辛い。

後者の仕事は5年のトレーニングを要するが、5年経てば自分は正真正銘のプロフェッショナルになれる。そしてトレーニングプログラムもしっかり用意されているようである。こうなると5年は辞められないのだが、まあ自分は一度その仕事に就くと継続して働いてきたので(履歴書みたらわかる)大体自分の体力の限界とかわかってるし、余暇時間がないのは辛いので、となると来週のテストを通過するしかない。そして、この仕事が自分のために存在するのなら、ジタバタしなくても勝手に道はそっちに開けていくと信じている。ベストを尽くすのみである。

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