改めて『Rewrite』を振り返る
最近『Rewrite』について考えることが多いです
3月に終えたので7ヶ月ほど経ったことになります
終えた直後と時間が経った後とでは印象が違ったりするので今現在この作品についてどう思うか書きます
【膨大なテキスト】
●共通パート
Rewriteについて考える時まず思い浮かぶのがこれです
共通パートから始まり個別√ そしてMoon編とTERRA編
とにかく量が凄まじいです
自分がRewriteが大好きな1番の理由でもあります
最初やった時も思ったけどRewriteは共通パートもかなり長いです
普段の日常シーンやメインキャラとの出会いがまず丁寧です
そしてキャラが増えるといろんなキャラ同士のやり取りが生じてより深まります
自分はRewriteのギャグシーンはかなり好きで吉野なんかも割と早く気に入りました
琥太郎とバカやるのもいいしちょこちょこオカ研とも絡みがあったのもよかったです
何よりすごいと思ったのはそんな日常シーンやギャグシーンに伏線地味た要素があることです
面白いだけでなく後からこういうことだったのかとわかるので二度美味しいです
●個別√
ここから本編のシナリオが展開されるわけだけどいろんなことが出てきます
まだやって7ヶ月ほどしか経ってないけど細かいことは割と忘れてます
でもやればやるほどどんどん話が広がっていくこの感じがたまらないんです
ガイア ガーディアンの勢力関係
それぞれの内部事情など複雑に絡んでいきますからね
それにいろんな魔物や能力も出てきて戦闘シーンは下手なバトルものよりもずっと面白かったです
緑龍や巨大怪物(名前忘れた)など
「こいつら倒すの無理じゃね?」って絶望感がかなりあってワクワクしました
【今でも印象的なシーン】
●ルイスの死
実はそのシーン号泣しました
琥太郎たちを逃がすために自分だけが残って時間稼ぎするところです
自分は本作の『揺葉』という曲が大好きで曲も相まってかなり泣けました
ルイスは出番は短いけど琥太郎の良き理解者でありとてもいいやつだったなので気に入ってました
●訓練校時代
内容は全然違うけど『メジャー』の夢島編を彷彿とさせました
自分は結構こういうシチュエーション好きなのかもしれないです
琥太郎が江坂さんにスカウトされて訓練校に入ってからのところ全て好きです
あの江坂さんがスカウトしたってことは相当強いやつだとみんな期待した中で最低クラスの成績でみんながっかりしてました
特に今宮はそれ以来琥太郎に対してきつくあたるようになりました
「Rewrite能力使えば琥太郎最強なのに いつかこいつらに一泡吹かせてやってくれ」
って思いながらやってました
実際は自分の予想とは違う流れで一泡吹かせることにはなったけどそれはそれでよかったです
●全知全能
Moon編で琥太郎がRewrite能力でどんどん人間を超えてくところです
人間なんてカスに思えるくらい知能が上がっていきこの世の真理にまで到達するかと思いました
途中で正気を取り戻して人間レベルまで落としたけど個人的にはあのままいけるところまでいってほしかった気はしてます
他にもいろいろあるけど面倒なのでこのへんで
【気になった点】
本作は98点で十分高いけど100点で殿堂入りする可能性も全然ありました
でも唯一気になった点があってそれで殿堂入りにはならずって感じです
それは終盤の駆け足展開です
ガイアとガーディアンの両方に属しながら両方を潰すため琥太郎がいろいろ裏工作してるところはかなり面白かったです
いつバレるかヒヤヒヤしながらやってました
でも洲崎を拉致ったあたりから急に展開が雑になった気がします
最初は篝に強引にやればいいと急かされてた時はリスクが大きいのでダメだって言ってたのに急だなって思いました
洲崎の拉致が割とあっさり成功したりその後もかなり強引でそれならもっと早くやればよかったのにって思ってしまいました
江坂さんとの対決はよかったけどラスト付近はさらに雑でなんかガイアとガーディアンが潰れて終わりました
エンディングが始まった時は
「え?これで終わり?」
って思ってしまいました
すごい壮大な話だったけど意外とあっさり終わったなって思いました
エンディングが終わってまだ続きがちょっとあるのかと思ったけどこれで本当に終わりでちょっと物足りなかったです
途中まではすごい丁寧でよかったのに終盤で雑になったのが引っかかりました
【改めて思うこと】
↑で気になることを書いたものの大好きな作品なのは変わらないです
曲 キャラ シナリオ ギャグなどどの要素も高水準で非常に満足できた作品でした
『philosophy』『偽らない君へ』は大好きな曲で今でも定期的に聴いてます
キャラはちはやが特に好きで自分がポンコツ+敬語キャラが好きなことが判明しました
まだ終えてから7ヶ月しか経ってないけどできることなら何年経っても好きでいたいです