不思議の負けなし…
2024年 8月30日(金)
昨日の景色…
〈気になる記事・後半…〉
「ピークは1年前か」維新、大阪でも人気急落で市長選完敗 「兵庫の斎藤知事、なんとかしろ」の声
(記事本文抜粋…)
「もう完敗だと思います。箕面市長選挙、完敗」
そう険しい表情で話したのは、大阪維新の会代表でもある、大阪府の吉村洋文知事だ。
8月25日に投開票があった大阪府箕面市長選挙で、維新が擁立した2期目を目指す現職の上島一彦市長が、無所属の原田亮氏に約1万4千票の大差をつけられて大敗。維新が公認する現職の首長が、大阪府内の選挙で落選するのは初めてのことだった。
■「維新人気の急落を肌で感じた」
箕面市長選告示日の8月18日朝、吉村知事は上島氏とともにいた。
マイクを握る吉村知事は上島氏の市長としての実績を強調。
「ぜひ、上島さんに2期目の市長を」
「マスコミは何かあれば維新を叩きますが、万博もあります。頑張ります」
と訴えた。
これまで吉村知事が選挙応援に入ればどこも聴衆であふれ、歓声がわきあがった。だがこの日は、猛暑とはいえ拍手はまばら。上島氏が市民に握手を求めて歩いても、反応は鈍かった。
わずか1年数カ月前、維新は23年の統一地方選で、大阪府知事選、大阪市長選をはじめ関西圏で圧勝。関西以外へも支持を広げて躍進した。
だが、維新の国会議員は、
「1年前がピークだったのかな。今年に入って維新が候補者を出している選挙は結果が出ません。箕面市長選を見ていて、維新人気が急落していることを肌で感じました」
と打ち明ける。
今年になって、大阪府では大東市長選で維新候補が落選。河内長野市長選では吉村知事の出身地にもかかわらず、候補者の擁立もできなかった。
現職を失うわけにいかない箕面市長選では、吉村知事が2度、3度と現地入り。上島氏と一緒に繁華街を練り歩く「桃太郎」戦術にも参加して支持を訴えるほど力を入れた。
だが、そこで飛んだ声は兵庫県の斎藤元彦知事に関する維新への批判だった。
■「斎藤さん、おかしいんじゃないか」
内部告発によってパワハラや「おねだり」などの疑惑が明らかになり、ネットで炎上が続く斎藤知事。21年7月の兵庫県知事選では、維新は斎藤氏を支援し当選させた。自民党も斎藤知事を支援したが、吉村知事が繰り返し応援に入ったこともあり、斎藤知事は「維新の知事」というイメージが強い。兵庫県議会で、維新は今も知事与党で、斎藤知事の疑惑を追及する文書問題調査特別委員会(百条委員会)の設置にも反対していた。
吉村知事は、 「桃太郎で入ったとき、(市民から)『維新を応援しているんだけど、斎藤さん、おかしいんじゃないか』と言われました」
と、斎藤知事の問題が箕面市長選や維新の支持急落に影響しているという見方を示した。
実際、記者が箕面市に選挙取材に入ったときも、
「維新はしっかりせえ、斎藤知事、なんとかしろ」
「斎藤知事の擁護ばかりしてるぞ」
と声をあげる人がいた。
斎藤知事は8月30日の百条委員会で証言する予定だが、これについて日本維新の会の馬場伸幸代表は26日に、
「普通の国民の方が斎藤知事の話を聞いて、なるほどそうだったのかと思う中身かどうか、我々も見させていただきたい」
と述べ、斎藤知事の証言内容次第では、党として「辞職」を進言する可能性を示唆した。
7月の東京都知事選で、石丸伸二氏の選挙参謀として手腕をふるった政治評論家の藤川晋之助氏は、かつて維新の国会議員の秘書だった。このところの維新の衰退について、こう分析する。
「地方で勝てずとも、維新は発祥の地、大阪の牙城だけは守ってきただけに、箕面で現職が敗戦したダメージは大きい。支持が急落しているのは、国会議員も地方議員も議員バッジをつけ、安定した地位を手に入れて安心し、活動量が落ちているのではないか。そこに斎藤知事らのスキャンダルや万博の工事の遅れなどの問題が加わって、さらに支持を失っている」
吉村知事はこうも語っていた。
「負けに不思議の負けなし」
維新は検証チームを立ち上げ、箕面市長選の敗因分析を進めるという。解散総選挙もそう遠くないなか、党勢を立て直すことはできるのか?
(AERA dot.編集部・今西憲之)
👉今頃気づいたのでしょうか…。
斎藤知事をかばう事でかなりのダメージを受けている事…。
斎藤知事だけでなく全国各地の維新の面々が、いろんな問題を起こしている事…。
そしてそれら末端議員たちが、維新の会のトップの真似をしてその態度がどんどん横柄になっているという事…。
そして…
もはやもう維新の会が落ちぶれている事を…
「負けに不思議の負けなし」
吉村さんくらいなら分かっているはずですが…
橋下徹氏 斎藤元彦兵庫県知事に対する維新の対応を猛批判「百条委員会では何も解明されない」
(記事全文…)
元大阪府知事の橋下徹氏が27日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新し、パワハラやおねだりなどの疑惑を内部告発された兵庫県の斎藤元彦知事への、日本維新の会の対応を猛批判した。
斎藤知事は2021年の知事選で、維新と自民党の推薦を受けて当選。ただ維新は、斎藤知事への内部告発について静観する姿勢を続け、批判を浴びていた。
維新の馬場伸幸代表は26日、斎藤知事への対応について、「答弁を聞いてなるほどと思っていただけるような中身なのかどうか。それは我々も見させていただきたい」と百条委員会が30日に予定する尋問を踏まえて幹部らで対応を協議すると述べ、辞職要求するかは明言を避けた。
橋下氏はXに、馬場代表のコメントを報じる記事を貼付したうえで「判断がブレブレで後手後手。箕面市長選で負け、衆院選間近なので焦っているのだろうが、この判断も悪手。30日の100条委員会では事実は何も解明されない」と猛批判した。
橋下氏は続けて「30日は斎藤さんの言い分を聞くだけ。しかも、斎藤さんはパワハラ・おねだりについての職員アンケートの多くを否定する。ほとんどが見解の相違になる」と百条委員会の展開を予想。さらに「30日の斎藤さんの言い分で判断するなら、もっと早くヒアリングをしておけばよかっただけ。ポイントはパワハラ・おねだりではなく、告発つぶしの権力行使の在り方だと当初に論点設定できていたなら、すぐに判断できた」と維新執行部の判断に苦言を呈した。
馬場代表に対しては「ついこないだも、『政治と金』の改革にまつわる岸田首相との党首合意でも馬場さんは大失態を犯してしまった。今、国政維新において馬場さんに適切に進言できる者がいないのだろう。国政維新のガバナンス危機は深刻だ」としたうえで、「その理由は明らか。国政維新の中枢メンバーが飲み食いコミュニケーションで結束していて、ある意味でなあなあになり、ある意味できちんとモノを言えない関係になっているからだろう」と斬り捨てた。
👉少し前に…
維新の会のある会合のユーチューブ動画を見た事があります…。
この記事にもある維新の会のトップが自民党の「政治と金問題」に対して「世紀の大失態」を犯したあとのもの…。
そのトップに対して…
吉村さんが何度となく意見をぶつけるのですが…
それを聞き入れるどころか突っぱね、しまいには怒鳴り散らして怒り出し、吉村さんも納得の行かないまま渋々その場もフェードアウトして終わりました…。
あの吉村さんでさえなかなかそのトップに対してまともに進言出来ないような状態の今の日本維新の会というところに、まともな国政執行がされているとは到底思えません…。
「モノを言えない関係」
その構図は…
今の兵庫県も全く一緒なのではないでしょうか…。
恐らく…
似たような状況が…
長崎県であったり、箕面市にもあったのではないでしょうか…。
そして他の維新与党となっている地方自治においても…
「負けに不思議の負けなし」
この今回の箕面市長選で見事に現職である維新市長を破ったこの新人市長に、日本維新の会はしっかりと学ばせてもらう必要がありそうです…
「市長といっても上の立場ではない。箕面市をよくする横の立場、仲間」原田亮新市長が職員に向けて意気込み語る 選挙では維新の現職に勝利
今回に関しては…
「勝ちに不思議の勝ちなし」
だったかもしれませんね…。
早く兵庫県にも…
このような方が現れることを期待したいと思います…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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