利益相反の疑い…
2024年 8月27日(火)
今日の景色…
〈気になる記事・後半…〉
兵庫県森林組合連合会(県森連)の債務整理に利益相反の疑い!!!!!
2024年06月12日(水) (竹内氏過去ブログ)
(竹内ひであき氏ブログ本文抜粋…)
兵庫県森林組合連合会(県森連)からの特定調停について県森連が申し立てた特定調停の内容は、県からの約9億円の貸付金(債権全体は遅延損害金等を含めて約9億900万円)を、保有する林業会館等を売却して捻出するなどして工面した約2億7300万円の返済をし、残る約6億3千億円の県の債権を放棄させるというもの。債務整理後、県森連は解散する。
1【経営責任】
県森連は、衆議院議員の谷公一氏が代表理事会長を務めている。
〈自民党 谷公一議員〉https://www.jimin.jp/member/100486.html
(報酬)
質問
谷会長にはこれまでいくらの報酬が支払われてきたか?
谷衆議院議員のHPを拝見すると「私が県森連の会長に推挙されたのは2020年の夏でした。会長になってバイオマス発電事業が厖大な赤字を生じており、解消の目途が全く立ってないことを知りました。」
それでも下表のような報酬を受け取っている。県へも多額の貸付金の申請をしているが、谷会長の名前で行っている。報酬を受け取っているので名前だけの名誉職、ボランティアではない。
質問
谷会長がどれだけ経営に関わったかは知らないが、報酬を受け取っているのだから責任はある。県民負担が6億円も発生する責任をとって過去の経営責任を明確にするため、過去の報酬を返上するくらいの申し出はなかったのか。
【包括外部監査後に知事は貸付金を増額】
県森連への県の貸付金については民間金融機関の融資が受けられず、決算を跨ぐためだけのオーバーナイト融資が行われ、県森連自体の破綻の可能性が県財政当局の予算査定でも指摘されるなどバイオマス事業の先行きは大変厳しいものがあった。
そんな中、2021年度の包括外部監査で知事に対して相当厳しい経営状況が指摘されたにもかかわらず、2022年度当初に県は5千万円を増額し9億円を貸付けた。
【県森連の解散を見越した計画的な動き】
県森連はその9億円の貸付金債務は残したまま、同年11月に特定調停を申し立てるのだが、その約1か月前の10月13日に「ひょうご森林林業協同組合連合会」(以下、森林連)の設立登記が行われている。県森連が受託してきた県の委託事業を請け負う新しい団体である。
その登記上の設立目的には「林業・木材産業改善資金助成法の規定に基づき、兵庫県の委託を受けてするその債権の保全及び取立て」といった県森連の登記内容と一言一句同じ内容をはじめ似たような内容が列記されていた。
しかも会長は県森連と同じ谷公一氏であった。
昨年度の決算特別委員会で我が会派の北上議員がこのことを指摘したら会長は交代した。県の代理人弁護士からもこの点は問題と指摘されていたと答弁されていたが当然のことである。
【資産売却】
また、県森連は特定調停を申し立てた後、資産を全て売却して、債務弁済に充てると言っていたが、そのうち大きな財産が「林業会館の土地と建物」である。
林業会館のある土地の「登記簿」をみると2024年3月29日に売却されていることがわかるが、その新たな所有者は「 一般社団法人兵庫県治山林道協会、兵庫県木材業協同組合連合会、兵庫県林業種苗協同組合の共有」となっている。即ち区分所有となっているが、うち約81%と大半を所有するのが一般社団法人 兵庫県治山林道協会である。
一般社団法人 兵庫県治山林道協会の会長は誰か。また、谷公一氏である。
質問
林業会館の土地・建物の現金化については、広く公募して売却した結果なのか?
【利益相反の疑い】
県森連は、高く売却したいはずで、治山林道協会は買うなら安く購入したい。
これは「利益相反」になるのではないか?
質問
林業会館の建物は無償で譲渡されているというが事実か?
質問
建物は建てられたばかりで、法的な減価償却の考え方でも残存価値はある。価値があるのに無償譲渡はおかしい。有償で譲渡すべきではないのか?
質問
この特定調停にあたってはBe材供給センター施設等の県森連保有財産は外部のフィナンシャルアドバイザーを選定して、資産譲渡先を探しているが、この林業会館についてはそうした外部の目を入れていない。最初から最大の現金化をするつもりではなかったのではないか。そう疑われても仕方がない。
なぜ外部の目を入れて売却資産の最大化をして、県負担、県民負担を少なくするための努力をしなかったのか?
【まとめ】
県森連は、特定調停の申し立て直前に谷氏を代表理事とする別の新団体「 ひょうご森林林業協同組合連合会」を作って、県森連が県から受諾していた虎の子の県補助事業を随意契約で引き継いだ。
これについては県の弁護士からも指摘があって谷氏は退任したが、県森連の主たる財産であった「林業会館」の土地・建物の売却先についても公募等を行わず、土地は同じ谷公一氏が会長を務める一般社団法人 兵庫県治山林道協会等に売却した。また、建物は無償譲渡という考えられないことを行っている。
県民から見れば、同じ代表者の団体が話し合いながら債務整理をしたように見えないか。
結果的に債権者の県に戻る金額は2億円余りとなり、債権放棄額は6億円を超えることとなっている。
これで6億円もの多額の貴重な県民財産を放棄する特定調整案の透明性が高いと言えるだろうか。県民に胸を張って説明できるだろうか。
ひょうご県民連合会派として今回の特定調停案を認めるわけにはいかない。反対する。
9月議会に提出された決算書のチェックから私が発見しました。9億円の収入未済が発生しているのに、知事の提案説明では触れられることもありませんでした。説明責任を全く果たそうとしない姿勢に驚愕しました。
👉すでに多額の負債赤字を出していた県森連の会長に自民党議員が就任し、更に年間報酬もちゃんと得ておられました…。
そしてその負債赤字に歯止めが効かない状態の県森連に対して、更に追加貸付けをした斎藤知事…。
最終的には兵庫県民の税金から9億円もの資金をこの県森連に投入し、その結果、県民負担が6億円も発生する事態に…。
でも…
そんな県にとって都合の悪い情報は、ほとんど報告も説明もされる事なく、県議会にさえも目に触れないような状況であったという…。
そしてたまたまこの県議である竹内氏が、その決算書からその事実に気づいたという…。
そしてその一連のこの県森連の特定調停と解散という流れには、どうやらその会長であった谷公一という自民党議員が何かときな臭く関わっているという…。
そんな斎藤知事問題の陰で…
このような問題も発生していて…
そしてほとんど表にも出ていなかったなんて…
まさかこれにも…
斎藤知事が何らか意図的に関わっていたという事は…
それにしても…
斎藤知事になってからの兵庫県政はちゃんと成されていたのでしょうか…?
他にもこのような事が隠蔽されているという事はないでしょうか…?
一連の「内部告発」に対する斎藤県政の対応であったり、あの「優勝パレード」に関する不正疑惑に関与しているかもしれない斎藤県政…。
単なる「パワハラ」だけでなく…
その肝心な知事としての「能力」自体もままならなかったのでは…
いずれにしても…
そんな人物を推薦していた「自民党」に「維新」もどうなんでしょうか…。
とにかく…
今からでも…
この問題も深ぼりして…
この県森連の特定調停とその解散の見直しもちゃんとするべきなのではないでしょうか…。
大手メディアもちゃんと大きく採り上げて…
その正しい仕事をちゃんと果たしてもらいたいものです…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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