きっかけ
2023年 12月26日(火)
今日の景色…
〈気になる記事・後半…〉
元財務省・佐川氏をかばい続ける絶望的な司法 「上級国民」なら故意の犯罪も許されるのか 古賀茂明
(記事本文抜粋…)
仮に、会社に雇われた運転手が職務中に事故を起こして人を死なせてしまった場合、その遺族は、会社に対して損害賠償を請求することもできるが、運転手個人にも同様の請求ができる。それは運転手に故意や重大な過失がなくても認められる。
ところが、今回の判決をそのまま放置すれば、完全な故意によって犯罪行為を指示し、公文書改ざんをさせた上に、それによって一人の人間を死に追いやった公務員は、なんのお咎めもなしで、謝罪すらしなくても良いということになる。
「公務員」だから、罪を犯しても特別に法律によって守られているのだ。
繰り返して言おう。
「一般市民は、悪意なく単なる過失で損害を与えたら、被害者側に直接損害賠償責任を負うのに対して、公務員だけは、悪意を持って罪を犯しても損害賠償しなくて良い」というのが裁判所の考えなのだ。
高裁の判決は、公務員個人への損害賠償を認めれば、公務員が萎縮してしまうと言ったが、判決により、犯罪行為を行うことについて公務員が萎縮することになるのなら、むしろ望ましいことだ。
裁判長は、この判決が「公務員は、罪を犯しても法律で守られているので心配ないですよ」というメッセージを出して犯罪を助長していることを全く理解していない。極めて愚かな判断だ。
法律や最高裁の判例を形式的に当てはめると結論が著しく不公正なものになる場合には、そのような結論に至らない解釈論を考えるのが「国民に寄り添う」裁判官である。
今回の裁判長は残念ながら、そこまでの知恵と勇気を持っていなかった。
雅子さんが最初に訴訟を提起してから来年3月で丸4年になる。
その間、裁判ではがっかりすることが続いたが、 「もし、その結果を4年前に予測できたとしても、私は裁判を起こしたと思う」と雅子さんは話してくれた。
なぜなら、「自分には夫のためにできることはそれしかないし、自分が生きていく上でも、真実を知ることがどうしても必要なことだから」というのだ。
そして、こうも付け加えた。
「自民党以外の人が財務大臣になったら、全てを調査し直して、本当のことを明らかにしてもらえるのではないかと考えることもあります」と。
私は、その言葉を聞いて、そのとおりだと思った。裏金疑惑で絶体絶命のピンチにある自民党政権が倒れて政権交代が起きれば、雅子さんの夢が叶うかもしれない。
私は、心の底からそうなることを祈っている。
👉雅子さんが…
夫である赤木さんのために“真実を知ること”が必要なように…
わたしたち日本国民も…
この日本国がホントに良くなるように…
この問題の“真実を暴くこと”が必要なのではないでしょうか…。
それを…
最後の最後までひた隠しにして…
それを政府ぐるみで隠蔽しようとする、日本の政治・司法・官僚なうちは、いつまで経っても日本国は良くなりません…。
そんな政治に政治家…
そして官僚に政策…
そして裁判官に司法制度に…
わたしたち国民は期待も信頼も出来ません…
そう考えると…
雅子さんが言うように…
自民党以外に政権交代する以外に道はないのかもしれません…。
例えそれが頼りない今の野党であったとしても…
もしかしたら…
そんな急を要する非常事態に…
新たな国民政党が誕生するかもしれません…。
本当に国民の声を聞いて…
本当に国民に寄り添った…
「国民」による「国民」のための新しい政党が…
この問題は…
そんな新しい日本国にして行くための大事なきっかけなのではないかとわたしは思っています…