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鬼軍曹…

2024年 7月5日(金)

昨日の景色…

〈気になる記事・後半…〉

「モラハラ上司と傷ついた部下の構図」 前半で交代&痛烈なダメ出しのオランダ代表監督に非難殺到!「踏み込んではいけない一線を越えた」との指摘も【EURO2024】

(記事本文抜粋…)

スペインでは、怪我などのアクシデントもないのに、前半途中で選手を交代することは、その対象者を“見せしめにする行為”と言われている。

それをEUROという大舞台で、メジャー大会初出場の25歳の新鋭に行なったのがオランダ代表のロナルド・クーマン監督だ。

その仕打ちを受けたジョーイ・フェールマンはその直後、涙を流した。にもかかわらずクーマンは試合後、痛烈なダメ出しで追い打ちをかけた

EURO2024のグループステージ第3節、オランダ対オーストリア戦の35分に起きたこの出来事に噛みついたのが、スペイン紙『AS』の看板記者、アリツ・ガビロンド氏だ。

「クーマンは自分自身のキャラクターに飲み込まれてしまったようだ。あるいはこれこそが、彼が年齢を重ねる中で自ら探し求めた場所であり、たどり着いた結果なのか。それとも、ただ自分が作った説教壇から他人を見下したいだけなのか」と、「クーマン、問題の中の問題」と銘打たれたコラムは、冒頭から容赦がない。

ドイツやオランダの出身者は、ストレートな物言いをする傾向が強いとスペインでは言われている。バルサ1年目のイルカイ・ギュンドアンが、チームメイトに対して苦言を呈し物議を醸したのはその好例だ。

しかし、クーマンのそれには、粗野で好戦的なイメージが付きまとう。  

まだ青年監督だった頃、アヤックスでエジプト人FWのミドと衝突し、バレンシア時代にはサンティアゴ・カニサレス、ダビド・アルベルダ、ミゲル・アンヘル・アングーロという重鎮3人を飼い殺しにしてクラブを混乱に招いた。

陽気なキャラで知られるホアキン・サンチェスですら、当時のことを思い出したくないのか、「クーマンとは挨拶をかわしたくない」と公言してはばからない。

バルサでもルイス・スアレスを電話1本で退団に追い込んだことは記憶に新しい。ミラレム・ピャニッチやリキ・プッチも、彼の下では冷や飯を食わされ続けた。

そして今回のエピソードだ。スペイン紙『エル・パイス』のラディスラオ・ハビエル・モニーノ記者も、「踏み込んではいけない一線を越えた」と指摘する。

確かに、ただでさえショックを受けている選手に対し、「自分から転んでボールを失っていた。だから何か手を打たなければならなかった。彼はボール扱いが上手いという評判のはずなんだがね」という試合後のコメントには配慮の欠片も感じられない。 

モニーノ氏はその記事内で、オーストリア戦後、クーマンの言動をきっかけにチーム内の雰囲気が乱れたため、重鎮のひとりのフィルジル・ファン・ダイクが音頭を取ってお互いの意見をぶつけ合い、選手間の不満の解消に努めたと伝えている。

ASのガビロンド記者は、「クーマンは行く先々で敵を作っている。まるでいつもの赤ら顔の陰に、粗野な軍曹キャラが潜んでいることを強調しなければならないかのように。(フェールマンに)投げかけた言葉からは、モラハラ上司と傷ついた部下という構図が垣間見える。上の者が下の者に最もしてはいけない行為だ」と畳みかける。 

オランダは2日、ルーマニアに3-0で快勝し、準々決勝に駒を進めた。クーマンは非情に徹して結果を追い求めている。しかし、その度が過ぎた言動を疑問視する声も数多くあがっている。

👉こういう監督というのはたまに居るものです…。

その比率というのはそう多くはないとわたしは思うのですが…。

こんな監督の下でプレーしなければならない選手たちというのは、ホントに悲劇で可哀想としか言いようがありません…。

何故このような監督が存在しているのか…。

何故このような監督が評価されてそのポジションに抜擢されるのか…。

そして…
何故このような監督はそのような“鬼軍曹”のようなキャラを強調しなければならないのか…。

そのような事を考えると…
我が日本代表の森保監督なんかはホントに“天使”のような存在に思えてきますよね…。

いずれにしても…
その“鬼軍曹”なキャラで身を纏わないと居られない監督というのは、わたしが思うに、その本心・内心は「自信のなさ」でいっぱいなのではないかと…。

ホントは自分自身の監督としての能力の無さに気づいていて、監督としてだけでなくチームのリーダーとしてまた指導者として選手たちの上に立つに相応しくないというのが分かっていて、でもそれをひた隠しにしている人なように思えます…。

そのような人が人の上に立つと…
やはり「パワハラ」や「モラハラ」の元凶になってしまうのではないでしょうか…。

そしてもちろん…
そのような人が上に立つチームや組織というのは、遅かれ早かれ、いずれはその“ボロ”が出て来てしまうものです…。

そして…
ことサッカーにおいては…
そんな「非人格者」の鬼軍曹的なやり方に、選手たちはいつまでも着いて行くものではありません…。
特に能力の高い本当の自信を身につけた選手たちというのは…

可哀想ではありますが…
このことEURO2024におけるオランダ代表の選手たちは悲劇ではありますが、このクーマン監督が何らかの理由で解任に追い込まれるまではひたすら堪え、その間は「反面教師」としてその姿を目に焼き付け、自分たちがいつか上に立つときには『クーマンのようにだけはならない』と心に誓うことです…。

そういうところから考えても…
わたしはこのオランダ代表チームは嫌いではないし選手たちには申し訳ありませんが、このような監督が指揮をとっている限り応援は出来ないし、そんな監督が率いるチームが結果を残しても良くないので、その対戦国を応援するしかないでしょうね…。

ということで…
7月7日(日)朝4:00からのオランダvsトルコ戦はギュレル選手に注目しながらトルコを応援したいと思います…。

〈気になる記事・前半…〉はこちらから…


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