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漢字テストの指導の仕方

国語の授業の初めに漢字テストを行っている先生は多いと思う。
私もそのうちの一人だが、
漢字テストをする意義について
事前に意義指導をすることが大切だ。

漢字を覚えるために漢字テストをする
ということを頭に入れてほしい。

漢字を覚えるために、
何度も書いて覚えている人がいるが、
ただ書いているだけで覚えていないことが多い。

漢字テストをすることによって
覚えられるということは
様々なデータが出ている。
(ここに根拠となる資料を貼り付けられたらと思う)

私が漢字テストをする際にしていることは、
前時に出題する漢字を提示するということ。
ポイントとなるところ(はねるところ、点、部首など)
を事前に指導する。
小学校であれば、空書、なぞりがきなどをするが、
中学校でもその方法は有効だ。

そして、私がしているのは5問だけ出題するということだ。
毎時間漢字テストをしているので、
採点の時間がかからないということもある。
10問であれば、
直しを書くのに相当な時間がかかる。
毎日複数のクラスに行っているので、
採点の時間の短縮になる
そして、生徒の覚える負担も少ない
そのかわり、
完璧に覚えてくる。

テスト用紙は、
5問テストのための用紙のマス目だけを印刷したものだ。
毎回テストの問題をするのは大変手間がかかる。
最近は漢字ドリルに業者が漢字テストのデータもつけてくれているが、
それを打ち出して印刷するのも毎回手間がかかる。
その点、5問を20回分エクセルで作ると
毎回印刷しなくてもよいから時短になる。

問題は、黒板に5問書くだけである。

集めたら、すぐに次の日の問題を書いて指導する。(上記のように)

先輩の先生は、
書かず声で問題を言っている方もいたが、
同音異義語の場合困ることと、
聞き間違いが多いので
デメリットのほうが大きい。
だから、問題は黒板に書くようにしている。

20回テストが終わり、
100点満点で合計をして、
90点以上の人にはシールを貼る。

テスト直しは、定期テストの前にテスト対策の時間を取り
3回ずつ裏面に直しを書いて提出をさせる。
直しを提出した人には、ポイントを加算することを生徒に告げる。
点数が低かった人も、
直しをきちんと出していれば
平常点が加算される
という仕組みを理解させる。

こんな感じで
漢字テストを行っている。

参考になるかどうかわからないが、
漢字テスト一つとっても
考えていると奥が深く、
有名な方の漢字指導のように完璧ではないが、
私なりに指導した現在の形である。

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