忙中閑
めちゃくちゃに忙しい中にも、
ほっとする出来事がある。
山登りをしているときにも、
必ず平坦な道が出てくる。
そんなものだ。
司馬遼太郎さんの初期の小説に
ナルシストの由来のお話があって、
この時期に生徒にすると
喜ぶ。
たしか、ナルシスという青年が
自分の姿が映っている湖に
自分とは知らずに恋をして、
身を投げてしまう。
そこから水仙の花が生えてきた。
水仙の花言葉はナルシスト
こんな話だったと思う。
今日も私の定番のお話をすると
案の定、喜んでくれた。
私のナルシスのお絵かきもつけて。
おれはかまきり という
工藤直子さんの詩のときに
するお話。
何かと何かを結びつけて
私のお話の定番となる。