「やらかした時にどうするか」畑村洋太郎著感想文
今、この本を2回目読んでいる。
何か大失敗を起こしたとき、どうするかについて、
筆者は、「全力で逃げる」
ことを提案している。
誤解を避けてほしいが、
失敗から目をそらすのを勧めているのではない。
「自分を責めるのをやめる」ということである。
私は、すぐ自分を責める癖があるので、
この言葉に励まされた。
厳しい状況に追い込まれたとき、
「自分の本当の見方は自分しかない」
と考えることが大切だという。
「うつ」になるのを予防するためには、
頭の中で、全力で「責任転嫁」することが大事だ。
友達や家族に「愚痴」を言うのもいいらしい。
また、おいしいものを食べるなど「気晴らし」も大事だ。
エネルギーがある程度ある場合は
他人の失敗を自分事として捉えることが大事だそうだ。
また、行動して体験することも大切であると書かれている。
私の学年では、体験学習を多く取り入れている。
それも、失敗を体験して、自分ごととして捉える訓練になるかもしれないと思った。2回目読んでも新たな発見がある。
しっかり自分に言い聞かせたい内容がてんこ盛りだ。