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17.「乳歯が斜めに生えてきた!?慌てずケアするためのポイント」

赤ちゃんの成長は驚きの連続ですが、その中でも特に感動的な瞬間の一つが「初めての歯」が生えてくるときではないでしょうか?ちっちゃな歯がちょこんと顔を出す姿を見ると、「うちの子もこんなに成長したんだ!」と感慨深いものです。

しかし、よく見てみると「なんだか歯が曲がってる?」と心配になってしまうことも。
今回は、そんな乳歯の生え方に関する悩みや気になるポイントをお話しします。

初めての乳歯、いつ生えてくる?

赤ちゃんの初めての歯は、一般的には生後6ヶ月から1歳前後に生え始めます。
うちの娘も、7ヶ月頃に下の前歯がちょこんと見え始めました。これがまた、小さくて可愛いんです!

でも、乳歯の生え始める時期には個人差があり、少し早い子もいれば、1歳を過ぎてからやっと生える子もいます。保育士として、いろいろな赤ちゃんを見てきましたが、成長のペースは本当にさまざまなので、周りと比べず、焦らずに見守ることが大切です。

歯が曲がって見える?これは普通?

さて、乳歯が生え始めた頃によくある悩みが「歯が曲がって見える」ということ。
実際、うちの娘も最初に生えてきた歯が少し斜めに生えていて、「これ大丈夫なの?」と不安になったものです。保育園でも、「うちの子、歯がガタガタなんですけど…」という相談をよく受けます。

結論から言うと、赤ちゃんの乳歯が少し曲がって生えることは珍しくありません。
赤ちゃんの歯はまだ発育途中なので、顎や歯茎の成長に伴って、歯が自然とまっすぐに揃うことがほとんどです。

特に初めての数本の歯は、スペースがまだ狭いために少し斜めになりやすいんです。
だから、初めは少し「歯が曲がってる?」と感じても、心配しすぎずに様子を見てくださいね。

乳歯ケア、いつから始める?

乳歯が生え始めると同時に、気になるのが「歯磨き」ですよね。
いつからケアを始めたらいいのか迷う方も多いと思います。私も初めての乳歯が見え始めたとき、「そろそろ歯磨きかな?」と考えました。

保育士としての経験から言うと、初めての歯が生えたらすぐにケアを始めるのがおすすめです。

とはいえ、まだ赤ちゃんは歯ブラシを嫌がることが多いので、最初はガーゼを使って優しく拭いてあげるだけでも十分。
歯ブラシを使うようになったら、最初はシリコン製の柔らかい歯ブラシを使って、赤ちゃんが遊び感覚で口に入れることからスタートしましょう。お風呂タイムや機嫌が良いときに少しずつ慣らしていくのがコツです。

歯の生え方で注意すべきポイント

もちろん、歯が少し曲がっているのは自然なこととはいえ、以下のような場合は歯科医に相談してみると安心です。

1. 明らかに歯が重なり合っている場合
乳歯同士が極端に重なって生えている場合、将来的に歯並びに影響を及ぼすことがあるので、一度チェックしてもらいましょう。
2. 歯が生える順番が極端にバラバラな場合
乳歯の生え方には個人差がありますが、極端に順番がバラバラな場合は専門家に相談するのも良いでしょう。
3. 1歳半を過ぎても歯が生えない場合
1歳半を過ぎても乳歯が一本も生えない場合は、念のため歯科医に相談してみてください。

歯が生える時の痛み、どうケアする?

乳歯が生える時、赤ちゃんは歯茎のむず痒さや不快感を感じることがあります。
うちの娘も、歯が生え始めた頃、よく歯茎をこすったり、なんでも噛もうとする姿が見られました。

この時期は、柔らかい歯固めや冷たいガーゼを噛ませてあげると、赤ちゃんも少し楽になることがありますよ。
保育園でも、歯固めを気に入って夢中で噛んでいる赤ちゃんの姿をよく見かけました。

まとめ

赤ちゃんの初めての歯は、ママやパパにとっても大きな成長の証ですが、少し曲がって生えてきたり、不安になることもあるかもしれません。

でも、多くの場合は自然に揃っていくので、あまり心配しすぎないでくださいね。そして、歯磨きも無理せず、赤ちゃんが楽しめるように少しずつ進めていくことが大切です。

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