13.「お風呂嫌いの赤ちゃんと楽しいバスタイムを作る方法」
赤ちゃんとのバスタイム、楽しそうなイメージがある一方で、実際にはお風呂が苦手な赤ちゃんも多いですよね。
「うちの子、お風呂が嫌いで毎回泣いて大変…」と悩んでいるママやパパも少なくないと思います。
私も保育士としての経験から、沐浴の際に泣いてしまう赤ちゃんに何度も出会ってきましたし、自分の子供をお風呂に入れるときも「泣かないで〜」と願いながら入れていたものです。
赤ちゃんはお風呂が苦手?
まず知っておきたいのは、赤ちゃんが泣くのは当たり前のことだということ。
お風呂が苦手な赤ちゃんにとっては、急に体が濡れたり、温度が変わる感覚にびっくりしてしまうことがあります。
お腹の中にいた頃と違って、外の世界は刺激がいっぱい。
お湯の中という環境に慣れるまでは、驚いて泣いてしまうのも無理はありません。
私が保育士として沐浴を担当していた頃も、毎回お風呂に入るたびに大泣きする赤ちゃんがいました。
保護者の方からも「家でもお風呂が嫌いみたいで、毎回泣いて大変なんです」と相談を受けたこともありました。
でも、少しずつ慣れさせる工夫をすることで、赤ちゃんはお風呂を楽しめるようになるんです!
赤ちゃんのお風呂嫌いを克服するための工夫
お風呂嫌いの赤ちゃんに対して私がよくやっていたのは、いきなりお湯に入れるのではなく、少しずつ体にお湯をかけて温度に慣れさせること。
赤ちゃんは驚きやすいので、いきなり水がかかると「何が起きたの!?」とびっくりしてしまいます。特に、頭や顔に水がかかるのが苦手な子も多いので、まずは足先からゆっくりとお湯に慣らしてあげるといいですね。
さらに、保育士として感じたのは、声かけの大切さです。
赤ちゃんは言葉がわからなくても、ママやパパの声に安心感を持っています。お風呂の中でも「気持ちいいね〜」「大丈夫だよ〜」と優しく声をかけることで、リラックスできることが多いです。私もお風呂の時間中は、なるべく穏やかに、そして笑顔で接するように心がけていました。
私の娘もお風呂嫌い?
実は私の娘も、お風呂の時間になると泣いてしまうことがありました。
特に生後数ヶ月のころは、どんなに気をつけても大泣きされることがあり、正直焦ってしまったことも。
保育士だからって、自分の子供のケアがすべてスムーズにいくわけではないんです(笑)。
でも、保育士としての経験を活かして、少しずつお風呂嫌いを克服していくことができました。
例えば、お風呂に入る前にちょっとした「お風呂の準備タイム」を設けて、娘がリラックスできるように抱っこして軽く揺らしながら「これからお風呂だよ〜」と声をかけていました。
こうすることで、急にお風呂に入れられる感覚がなくなり、少しずつ泣かなくなってきました。
また、娘のお気に入りのおもちゃをお風呂に持ち込んだり、歌を歌ってあげたりすることで、お風呂の時間を楽しいものに変える工夫もしました。
実際に、保育園でもお風呂が嫌いな子には好きなおもちゃを使ったり、リラックスできるように音楽を流すことが有効です。
お風呂タイムが楽しみになるような工夫をすることで、少しずつ赤ちゃんも「お風呂は怖くない!」と思ってくれるようになります。
焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて
大切なのは、ママやパパも焦らず、赤ちゃんのペースに合わせてあげることです。
赤ちゃんは日に日に成長していきますが、お風呂が好きになるスピードはそれぞれ違います。無理に早く慣れさせようとせず、赤ちゃんがリラックスできる方法を見つけてあげることが一番です。
もしお風呂の時間が毎回大変だなと感じる時は、少し視点を変えてみてください。
赤ちゃんにとって、お風呂はただ体を洗うだけの時間ではなく、安心感やスキンシップの時間でもあります。
ママやパパがそばにいること、優しく声をかけてくれることが、赤ちゃんにとっては何よりも大切なのです。
お風呂が嫌いな赤ちゃんも、きっと少しずつお風呂が好きになる日が来ます。
その日が来るまで、赤ちゃんと一緒に楽しいバスタイムを作り上げていきましょう!