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22.穴好き赤ちゃん!なぜそんなに穴に夢中?



赤ちゃんと過ごしていると、不思議なところに興味を示す姿を見て驚くことがありますよね。特に、小さな隙間や穴に手を入れたり、そこをじっと見つめたりしている姿には、思わず笑ってしまうことも。私も保育士としてたくさんの赤ちゃんと接してきましたが、自分の子どもが同じように隙間に興味を持つ姿を見ると、また違った感動があります。

なぜ赤ちゃんは隙間や穴に興味を示すの?

赤ちゃんが隙間や穴に興味を持つ理由は、彼らが目と手を使って世界を探し始めているからです。0歳から1歳にかけて、赤ちゃんは自分の手や指を使って物をつかんだり、触れたりすることで周りの世界を知ろうとします。特に、小さな隙間や穴は「何がそこに隠れているのか?」と好奇心をかきたてられる対象なんです。

私の娘も、まだハイハイが上手にできない頃から、床の隅や家具の隙間に指を入れて何かを探しているような仕草を見せていました。保育士として「あるある!」と理解しつつも、やっぱり親として見ると「そんなところまで気になるの?」と笑ってしまいますよね。

保育士の経験から見る「隙間探し行動」

保育園でも、赤ちゃんたちはいつも新しい発見を求めて、小さな隙間やおもちゃの穴に夢中です。例えば、ボールを転がしてその隙間に入れてしまったり、小さなブロックを見つけては、その穴に詰めてみたり。保育士として、こうした行動が赤ちゃんの成長にとても重要な役割を果たしていることを知っています。細かい指の動きを使うことで、手先の器用さが育まれ、これが将来の自立にもつながるんですよ。

保育園では、わざと小さな隙間や穴があるおもちゃを用意して、赤ちゃんたちが遊びながら手先を使える環境を整えています。そうすることで、赤ちゃんたちは「ここに何か隠れているかも?」という探検心を刺激され、夢中で手を使って遊びます。

安全に遊ばせるために

もちろん、隙間や穴に興味を持つこと自体は良いことですが、家では安全面にも気を配る必要があります。赤ちゃんは、好奇心のままにどこでも手を入れてしまうので、家具や電気製品の隙間など、怪我をしやすい場所には注意が必要です。私も、娘がコンセントの穴に興味を持ち始めた時には、すぐに安全カバーをつけて対策しました。

一方で、隙間に興味を持つ赤ちゃんの好奇心を尊重して、安全な環境でその興味を引き出してあげるのも大切です。例えば、段ボールに小さな穴を作って、その中に布やおもちゃを隠して探させる遊びは、赤ちゃんが手を使って楽しめる素晴らしい方法です。

家でもできる隙間遊び

家でも簡単に赤ちゃんの「隙間探し」をサポートできる遊びがあります。段ボール箱に小さな穴を開けたり、柔らかい布を隠して探させたりすることで、赤ちゃんは手を使いながら楽しむことができます。こうした遊びを通して、手先の器用さや集中力を養うことができますよ。

また、穴があいたおもちゃや、引っ張ったり隠したりすることができる布を使う遊びも、赤ちゃんにとっては刺激的で楽しいものです。赤ちゃんが夢中で遊んでいる姿を見ていると、親も一緒に楽しめますよね。

結論

赤ちゃんが隙間や穴に興味を持つのは、その成長の大切な過程です。彼らは自分の手で世界を探し、理解を深めていきます。この時期の好奇心を尊重しつつ、安全な環境でたくさんの経験をさせてあげましょう。隙間遊びや探検が、赤ちゃんの成長を助ける一助となります。

親子で一緒に楽しみながら、赤ちゃんの好奇心を引き出し、成長をサポートしていきましょう!

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