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おいしい50歳台がすごせますように

誕生日

54歳の誕生日に86歳の父からメールが届いた。
簡単にいうと毎月何か新しいチャレンジをしろといった内容だった。

そうだ本!本!本!

前から気になっていた≪なぜ働いていると本が読めなくなるのか≫が頭をよぎる。子供のころは本ばかり読んでいた。仕事を始めて雑誌ばかり読むようになりそのうちスマホばかり見るようになった。唯一新聞をとっていたのでざっくりは読んでいたがそれもしなくなった。
すると何、娘たちが読んでいると羨ましくなってきて、読める様になりたいと思うようになった。
以前、読みやすい本を薦めてほしいと三女に伝えると、よしもとばなな『キッチン』を渡された。字が小さいな。パリ三城で作った老眼鏡はよく見えるけどな。と考えながら読み始めたけど何度も同じ行を読まないと頭に入ってこない。数ページを時間かけて読んでみたけど、やっぱり苦痛。
そして今回の誕生日を機に三女はお気に入りの一冊で、確実に読んで楽しい本だと太鼓判を押して薦めてくれた本が高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』
これがオモシロイ!10ページ読んで本日の読書はここで終わりとした。無理しないことが続けるコツ、と50歳を過ぎると痛いほど
「続ける難しさ」が分かっている自分に言い聞かせて。
2日目も20ページ目まで。三女は「よくこんな面白い場面で読むのやめれるよね」と呆れた顔で笑って言った。3日目は休日だったこともあって読み進めてしまった。うん、楽しくなってきた読書。1ヶ月1冊読めるかな。

次回は食べることについて書こうかな。


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