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訪問看護5日目

99歳。週3日デイサービス。
週2日訪問看護。
オムツ交換の時は「何すんねん!」と思いっきり(全然痛くは無い)看護師の手を叩き続ける。
再度説明すると「ああそうか。」と納得した次の瞬間「何すんねんって」とまた叩き始める。
叩く腕の力に安心する。
便は同居の娘さんが前日に下剤をかけてくれるのでちょうど訪問看護のいいタイミングで排便がある。
ナイスな調節でエクセレント!
100歳の誕生日は一緒にお祝いしましょう!と盛り上がる。

次の訪問は比較的お若い女性。
家が何ともいえない、、、床が抜けそうでアチコチがカビと埃。
家の中もモノで溢れていて足拭きマットも、どす黒く湿っている。
においもなかなかの印象。

入浴介助に入ったが、いつから替えていないお湯なのか若干のトロミがあり何かが浮いている。
旦那さんのこだわりでお湯は替えないと。秘伝の湯。

女性は慣れた様子で湯船に浸かって顔を湯船のお湯で洗い「今日は寒いねぇ」と優しい笑顔で話される。
正直、裸足で足拭きマットに乗る事も(ヒェ〜)だった。
湯加減を見るためにガムテープで補強された湯船に手を入れることも
(ヒェ〜)だった。
床が抜けそうで端を歩く。
家の駐車場に白いベンツが停まっている。色んな家があっておもしろい。

事務所に戻った時に先輩看護師は
「私も最初は衝撃やった。めっちゃお金持ちなんやけどね。ああいう考え方なんやろね〜。そのうち慣れてくるで。初めの方で見といて良かったわ。」
と入浴介助で使ったエプロンを干しながらワハハ!と笑った。

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