徳島出張＆四国旅行 day6
長いと思っていた6日間の出張兼旅行ももう最終日。本当にあっという間だった、とはいえラスト一日も存分に四国を楽しんで帰ろうと思う。
香川に来たということで、まずはうどんを。わずかに寝坊してしまい、ホテルから15分ほど歩いたところにある朝からやっているうどん屋さんは既にかなりの行列だった。来たのは「手打十段うどんバカ一代」というお店。炎天下の中1時間は並んだだろうか。ついに入店することができた。お客さんが出てきたら入店して、カウンターで注文してお会計後に空いている席を探して座るというスタイル。迷うことなく釜バターを注文した。このお店の名物はまるでカルボナーラかのようなうどんである。熱々のうどんの上にバターがトッピングされているので、着席するまでの間に残念ながら溶け切ってしまった…。写真に収めることはできなかったが釜玉うどんのような、バターによるまろやかな感じがプラスされたカルボナーラにも近い味でとてもおいしかった。今度もし来たら普通のうどんも注文してみようと思う。
暑い中かなりの行列を並んで入店できた。
一度ホテルに戻り、チェックアウトして栗林公園へ。これまでに香川に来たことはあったが、何気栗林公園には行ったことがなかった。にしてもとても暑い…。今日は移動も多いため大荷物だったが荷物を預けず回ったことを若干後悔した。
園内は思ったよりも広くてどこから回るか迷ったが、まずは一周してみることにした。濃い緑に染まった木々と園内の風景が水面にうつった池、真夏の青空とすべての要素が合わさって、どこを切り取っても素敵な景色を見ることができた。庭園特有の橋や少し高台から見る景色は特に格別だった。
チケット売り場から真っ直ぐ行った先の広場。
川面に後ろの丘が映っていてきれい…。
高台から全体を見れて特に好きな景色の一つ。
なんかいい感じに撮れたので、笑
天気もよくとても良い眺めでした。
赤い橋も映える。
行きは東口から入ったが、帰りは北口から出て、最寄りの栗林公園北口駅へ。ここからは一度高松駅に戻る。数日前に乗った牟岐線や鳴門線は特急列車はなく普通列車のみ走っているので、これらを除くと特急列車が走っている区間で普通列車に乗るのはなんと初！早く移動できるかつ乗り心地快適な特急列車もいいですが、短区間ながら普通列車もやっぱり特有の良さがありますね笑
そして、最後は徳島駅に戻って徳島空港に行くだけ。ではあるのですが、せっかく特急乗り放題のフリー切符を買っていて、飛行機までもまだかなり時間があるので、最後に四国東側の未乗区間(高松ー阿波池田)の乗りつぶしをしていきます。しかしここで問題発生、徳島線の途中駅で事故があり一部列車運転見合わせ、乗車予定の列車は通常通り運転の予定だが途中で見合わせる可能性もゼロではないとのこと。昨日すでに乗車済みではあるため、帰れなくなる可能性を考慮して乗りつぶしを諦めて別ルートで徳島駅に向かうか迷ったが、無事にダイヤ通り運転してくれると信じて当初の予定を決行することにした。駅員さんに運行状況聞いたときに自分が調べていたルートを見て少し怪訝そうに、徳島駅行くなら特急うずしおで行けますよ、と親切に言われてしまったのは完全に余談です。(もちろんそれのが圧倒的に早いことは知ってます)
この切符を使って移動しています。
通常運転をかけてまずは予讃線普通列車で宇多津へ。なんと瀬戸大橋が見えました。
宇多津からはこの旅で何度もお世話になった特急南風で阿波池田まで。ここから、昨日は普通列車で乗った徳島線区間を今日は特急剣山で。路線によって特急列車の使用も違っているのは興味深かったです。南風とうずしおはかなり新しめの車両、剣山は一昔前の趣のある車両でした。
そして、なんだかんだこの旅で毎日降り立っていた徳島駅に到着。1-3日目は徳島に滞在、4日目は徳島駅を出て牟岐線方面へ、5日目は乗りつぶしのため高知から徳島駅を経由して高松に行った。そして今日である。徳島出張という当初の目的に期せずして合っていて大変良い。
徳島駅からはバスに乗って5日ぶりの空港へ。ついに帰る時が来てしまったんだなと実感してきて少し寂しかった。最後の最後に空港で早めの夜ご飯とお土産を。迷いに迷って阿波踊り仕様のすだちくんマスコットと会社向けのすだちパイ、すだちポン酢を買った。
飛行機で2時間ほど。ついに帰ってきてしまいました。今度は四国の西側も回りたいですね(実は次々回あたりから四国西部編になります)。ひとまず現実に戻ります。
