自殺よ、永遠に
今日は死ねると思って生きている。
小学生の頃から「今日死のう。」と思って生きている。
きっかけは親のDVだった。いや、大きなきっかけがあったわけじゃない。漠然と毎日死にたかっただけだ。
中学生になってリストカットを始めた。正確には足首だった。100円均一で買ってきた包丁で何度も何度も同じ傷を掘っていた。
最近はロープを持ち歩いて、いつでも気が向けば死ねるようにしている。これを職場のカウンセラーさんに話したら、今日上司から呼び出された。
多分公務員じゃなければ、こんなに何回も自殺未遂めいたことをすればクビなんだろうと思う。
私は所見を書くのがめちゃくちゃ早い。
でも事務仕事は苦手だ。エクセルとかは嫌いだ。今の仕事は楽だけど、ハイパー事務仕事で、しかも私が1番下だから、仕事が降ってくるようだ。
勉強させていただいてます!
大学とか大学院は好きなことを勉強できて、考えてる時間が楽しかった。
社会人一年目も朝の8:30から次の日の15時までぶっ続けで仕事出来るくらいには楽しかった。
でも社会人一年目でパワハラで飛ばされた上司の代わりにきた新しい上司と合わなくなってからは、毎日が変わった。
抗うつ剤も飲んで、何とか続けたけど、無理だった。病気休暇を取ってからはもっと働けなくなった。もう頑張れなくて、朝が起きられなくなっていた。
働けなくなってから、早かった所見書きは雑な仕事と見られるようになった。誤字脱字が多くなったからだ。
今も同じような感じで浮き沈みを繰り返している。
たまに、もう十分頑張ったと思う。
私は私として生きたし、能力のわりにはだいぶ頑張ったと思う。
学生時代から4時間ずつしか寝ずに毎日勉強して掴み取った結果だ。
こんな人生が?
ロープがカバンの中で私を待っている。
ロープに感情はないけど、私のお守りのようなものだ。
誰にも迷惑をかけずに生きていたかった。
死にたくなかった。
でも、きっと次の自殺は死ねると思う。
やっとビジョンが見えた。
死ぬ時は一瞬だと聞く。今まではその一瞬が怖かった。けどもう大丈夫だ。
ODで死んだ大学院の同期は死ぬ気がなかったのだろうと私のカウンセラーは言ってた。
そうかもしれない。
私は死にたくないので、精一杯見つかる努力をするが、もしかしたら本当に次は死んでしまうのかもしれない。多分車道沿いの木の枝とかにぶら下がると思う。
揺り動かされているのを感じる。
次の睡眠薬で眠れても、きっと同じように私は死にたくなる。
次のゴミの日に私は物をいくらか捨てると思う。
いや、もしかしたらこれを老衰で死ぬまで繰り返すのかもしれない。
私の自殺は終わらないかもしれない。
それはそれでいいのかもしれない。
最後に、私がもし死んだら、周りの人は悲しむだろうけど、一生の傷ではないので安心してください、と伝えてください。
私は大丈夫です。