私が介護の仕事を選んだ理由
私がなぜ、介護の仕事を選んだのか、きっかけについてお話します。
皆さんも介護のお仕事をするきっかけは何かしらあると思います。
私の場合は母方の祖母に訪問介護の方が日常生活のお手伝いに来られ
その様子を帰省する時に何度かお会いする事がありました。
当時の私は高校生で、祖母とヘルパーさんのやり取りが楽しそうに
見えていました。祖母はなかなか他人には心を開かないとゆうか人と関わる
事が苦手でデイサービスを体験利用した時も行きたくないと大騒ぎした位でした。そんな祖母を穏やかな表情を見せながら一緒に掃除をしたり会話をしている様子を見ていて興味を持つようになりました。
この事がきっかけで、高校卒業後は福祉専門学校へ入学しました。
所が、入学してからは様々な勉強や覚える事はいっぱいで勉強について
行く事で精いっぱいでした。専門学校の夏休み前の施設実習での出来事で
私は介護士になる事をここで一度諦めてしまいました。
その出来事は、排泄介助の為、指導者と同行して居室を訪問した時
部屋で便を異食してたり、便を私たちに投げつけられました。
当時の私は大変驚きとショックでした。その時の指導者の方の
立ち振る舞いはとても冷静で穏やかに対応されてました。
その事にも驚きました。当時の私は、この仕事をしたらこんな事が
日常なんだろうなと思いました。
こんなしょうもない理由で専門学校を中退してしまいました。
中退する時に専門学校で知り合った大切な友人に報告した時
友人は一言、「お前は介護向いてるし、また戻ってくる」と
言っていた。私自身、向いていないと感じ中退すると言っているのに・・・
その時は思いました。しばらく、工場や運送会社で仕事をしている中
専門学校の大切な友人と時々食事する事があり、その時に学校での出来事や実習での出来事などを楽しそうに話す姿を見聞きしてました。友人が学校を卒業して施設で働き始めてからも定期的に食事に出かけお互いの近況を報告しあっていました。そんな、ある時、友人に「介護にもう興味はないの?」と言われ自身でも改めて介護の仕事について考えました。元々の介護の仕事に携わりたい理由を見つめ直し、やっぱり介護の仕事をしてみたいと考えるようになりまりました。それからは、思ったら即行動と思い通信でヘルパー2級講座を受講しながら介護施設の面接を受けてました。当時は無資格はなかなか採用されず苦労しましたが、資格取得後は老健で採用して頂き、デイケアで勤務する事ができました。働き始めは戸惑う事ばかりでしたが先輩スタッフに恵まれて色々な事を指導して頂きました。 実際働き始めてからは、大変な事よりも楽しいが上回ってました。専門学校時代の大切な友人にも働き始めてから近況報告をしていました。 友人には「やっぱり介護業界に戻ったね。」と言われました。 だいぶ遠回りしたけどやっぱり介護の仕事が楽しいと改めて思えた。 それから15年が経ちましたが今も当時と変わらず楽しんで介護のお仕事をさせて頂いてます。 大切な友人には今も感謝しかありません。