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「ひとりぼっちの夕方と本の匂い」

案内をいただいて、カレンダーに印をつけてずっと楽しみにしていました。南浦和にある、ゆとぴあぶっくすMayamoon popup storeへ行ってきました。

家に届いた案内

南浦和は初めてです。けれど、武蔵野線が意外と使えることがわかりました。都心を通らずに府中本町からぐるっと回るような路線ですが、休日だと混みすぎることもなくのんびりと移動できました。

埼玉を拠点としているMayamoonさんですが、私は自分のいつもの行動範囲でのイベントやpopupstoreを訪ねていたのでした。中央線より南側に住んでいると、少し馴染みが少ない埼玉でのイベントへ行くのは初めて。

さてさて

店の入り口をそろりと開けると、Mayamoonさん!久しぶり~

Mayamoonさんの色彩感覚が、すごく好き。そして、自由な線と色の組み合わせと、紡がれる言葉の数々・・・

既に持っているものもありますが、新作を紹介してもらいました。今は「妖精」をテーマにしているんです。
こちらは、今回購入した紙ものたちです。

ポストカード、素敵です
蝋引き紙に印刷されたチョウ
温度が高い場所に置かないでね、とアドバイス

実は店に入って驚いたのは、もう一人の友人に会ったこと。約束していないのに!
そういえばMayamoonさんが参加するイベントで会ったのが、初めてだったかも。本当にMayamoonさんに会いに行くと、いい「気」が流れていると思うんです。

そうそう、ここは古本屋です。友人と、店にある本のすすめ合いをしました。私がおすすめされたのは、ポール・ギャリコ「猫語の教科書」です。
うん、元保護猫と暮らす猫好きの彼女らしい。私だけなら出会えなかった本です。

ポール・ギャリコ「猫語の教科書」
写真も楽しい
栞はMayamoonさん作

私がおすすめしたのは、北杜夫「さびしい姫君」でした。

高校生のころから北杜夫が好きで、以前に「さびしい王様」をおすすめしていたことを彼女に言われるまで、すっかり忘れていました。というのも、「さびしい王様」「さびしい乞食」「さびしい姫君」は三部作なのです。ここで、このシリーズに会えるなんて、そしてシリーズでおすすめするなんて奇跡のような繋がりです。

そんなこんなで、お仕事中のMayamoonさんと別れ、私と友人とで駅そばの喫茶店でおしゃべりです。

コーヒーよりミルク多め

つい、ここでも東京競馬場の出来事を熱く語ってしまった。大丈夫かな、変に思われなかっただろうか・・・
この日の午前中の出来事だったので、許してくださいね。

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