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踏ん張り期

タイトルにもある通り、私は今踏ん張り期にいる。

今日はほんとにただの自分日記ノート。
今の感情をありのままに書く。
踏ん張り期の自分の記録として、あとで見返すように、そしてもしこれを読んでいる誰かも、踏ん張り期なら、一緒に頑張ろうぜ、という意味を込めて。

けっこう大変

まず、正直この留学はけっこう大変だ。

台湾だし、時差はないし、文化も似てるし、アジアだし、え、割とイージーモードなんじゃないの?

そんなことを考えていた自分もいたけど、そんなはずはない。いくら地理的に日本と近くても、文化的に似ていても、これは紛れもない「留学」なんだと、身をもって体感している。

何が

何が大変って、まず、言語
もちろん台湾では中国語がメイン。でも私は、「中国語をずっとやってきた」わけでも、「中国語を勉強しよう!!という強い意志がある」わけでもないのだ。

これは個人の意見だが、言語を学ぼうとする時ってその背景にある文化とかもひっくるめて大好き!!♡というモチベーションがないと、なかなか辛いのではないかとおもう。
私が英語の勉強にハマった時、私はそれはもう心の底からアメリカに憧れていたし、初めてアメリカに行った時は心が高鳴ってしょうがなかった。
だから英語の勉強もスイスイ進んだし、覚えるのも早かった。

このぎゅっと詰め込んだ忙しい大学生活の中で、そして、限られた経済的猶予のなかで、正直 自分の好みとしっかり対峙して、丁寧に留学先を選定することはできなかった。もともと、大学入学時に抱いていた留学へのモチベーションも、2年間を通してかなり変わっていたし、将来ビジョンも、考え方もかなり変わっていた。でも必須だから否応なしに選ぶ必要があった。
どのポイントにおいても心の余裕はなかった、し、渡航してから何か変わるかも、と淡い期待を抱いていたけど、この色々なことが同時並行で襲いかかってる中で、中華文化を好きになろう、中国語を好きになろう、台湾を大好きになろう、台湾をもっともっと知ろう、というところにまで正直自分の心のリソースは割けなかった。それ以上に将来に直結すること、今やらないとまずいことになる、ということが同時並行的に起きていたからである。

生きていくのに精一杯で、日本ならこうなのに、!!!という所にばかり目がいってしまいがちなのが実情である。
そこまで私はいろんなことを同時並行できる人間ではない。

だから、無理に自分に中国語を勉強しなきゃダメだよ!!!!とプレッシャーをかけるのを、やめた。

そしてそれは良い選択だったとおもう。
おかげで他のことに向き合う時間もできたし、友達とご飯を食べにいく時間、自分に優しくする時間、これからのことを考える時間ができた。

ただ、教授によっては授業中に中国語を混ぜることがやっぱりあるし、それは大半の生徒が中国語スピーカーだから理にかなっているということも理解しつつ、やっぱりきついなぁとドスンとくることもある。
普通に疲れる。

そして他のポイントは生活面

私はかなりの潔癖症。自他共に認める潔癖症。
アルコールスプレーと石鹸は欠かさず持ち歩いているし、部屋の整頓はできないけど携帯の除菌と身の回りのものの除菌は毎日欠かせない。

そんな人が、台湾で1年間過ごすとどうなるか。

精神に見えない小ダメージが募っていくのだ。

安心して使えないトイレ。
臭いと清潔度がかなり気になる寮のトイレ。
これまた臭いと清潔度がかなり気になる寮のシャワールーム。
脱衣所がないからシャワーを浴びる場所で着替えをするけどそれさえ不衛生だと感じてしまう。
ふと見える屋台のすぐそばで立ちションするおじいさん。
おじさんが唾を吐いていたコンクリートの地面の上で鍋を洗う光景。
何かわからない物体が取り残されていた公衆トイレ。
ゴキブリが降ってきた飲食店。

思い出すとキリがない。これらは多分、日本に帰国したら、「あぁ、そういえばこんなこともあったんだよ笑笑」と、笑い話になるんだとおもう。
実際面白い話のネタになるし。

でも、この留学終盤で精神がやられている状態の自分にはこういう、ほんとに小さな、些細な生活面のことがかなりストレスになってくるのだ。

衛生面だけではない。自由に電話ができない寮の環境、1人になることができない寮の環境。これもなかなかこたえてくる所である。

こういう見えないちりつもストレスは、あながち侮れないな、と最近本当におもう。

そして、当たり前だが、授業面

これももちろん大変である。別に、エッセイを書いたりテストを受けるのが大変、ってことではない。どちらかというとそっちの方が何百倍も楽なのである。

私をずっと苦しませているのはグループワーク
ほんとうに主観だし、多分間違っているけど、台湾に半年だけ来ていたりする留学生は、「勉強しよう!!!」というモチベーションよりも、「観光したり、色々なところを回りたい!!アジアのいろんなところを探検してみたい!!」っていうモチベーションの人が多いように思う。それが悪いとは言っていない。それぞれだし、それはそれでいいとおもう。

だから、旅行、という理由で平気で何回も欠席する人が発生するし、そう言う人と、単位変換がまじでかかっている、卒業できないとかなりまずいことになるんだぜ、本気で勉強しに、1年間来たんだぜ😎、というスタンスの自分とではあまり相容れないのである。

ましてや、というかこれは要因としてかなり大きいが、私は今 就活だったり、インターンだったり、卒論だったり、オンラインバイトだったり、を、並行して行っているわけである。
常に常に、頭の中は忙しいし、やることなすこと全てに神経を使う必要があるわけである。
できるだけ自分に優しいスケジュールを組んで、この異国の地での生活の中で、精神がぶっ壊れないように慎重に見守っていく必要があるフェーズにあるわけである。

そんな最中、ただでさえ余裕がない所に、グループワークをしていて、「あぁ〜〜旅行なんだよね!😜話し合いとかすんの無理かも!!😜😜🤪」なんてことを言われたら、
人差し指の一本でも立てたくなってしまうわけである。
ましてや、日本の就活事情というのはかなり特殊で、韓国などの似たような文化を持つ国でない限り、あまり理解を得たり共感を得たりすることは難しい。(逆に韓国,中国など東アジア圏の子達はよく"うわぁぁあ大変だね😭無理せずにね🥲"といった類の言葉をかけてくれる率が高い。)

別に日本の文化を理解しろ、私の状況に配慮しろ、と言っているわけではないが、
根本的に、台湾にいる目的が異なっているから、
どうやったって交わらないのである。私はただ、きちんとコミットする人たちと、健全なグループワークをしたいだけである。特別なことは何も求めていない。

あと、普通に性格の合う合わないだってある。これは留学中に限ったことではないけど、第一言語がない分この壁を乗り越えるのって相当難しいし、労力を使う。文化も違う。人種差別だってそこらじゅうに転がっている。何にも特殊なことではない。海外にいて、外国の人と関わっている限り、息をすれば絶対に人種差別の空気は吸い込むことになるのだ。どこにいても、何もしてても。

そういう諸々の壁を乗り越える、マインドセットきちんとしよう!dealしよう!って取り組む、その心の余裕が今の自分にはありません、っていうだけの話。
とてもシンプルだけど、解決はおそらく難しいから、めちゃめちゃ大変なのである。

心のキャパ?体力?

そんなこと言ったって、留学行ってても、現地での生活も100%エンジョイしながら就活フルコミットして外部の活動もバリバリやってますよ!!!!!!
という人だって、私の周りにはいるわけである。

すごい熱量、キャパシティだと心から尊敬する。
そういう人は、就活面接で自身の強みを言うときに、必ず言うべきだと思う。

ただP子にはそんな体力はない。
将来のことを考えるだけで脳みそが溶けていくのがわかる。
卒論?帰国した後のこと?就活?
卒業予定?そんなものは私にきかないでくれ、という気持ちになる。

でも実際は自分が責任者だし、そんなことは言ってられないのである。
そしてそういう、考えると脳みそが溶けそうになることほど、自分にとって重要なことなんだって、直感的にも論理的にも理解している。

だからこそ、今この身を置いて生活している環境で がっかりするような事案が起こると、
「これ以上!!!私を!!困らせないでくれ!!!!!」と言う気持ちになるわけである。
当たり前である。

さぁ、もう一踏ん張り。

よし。一通り書いた。
どんなに駄々をこねても、
いくらゴキブリが降ろうとも、トイレが汚かろうとも、
私は残りの1ヶ月とちょっとを乗り切らなければいけないのだ。

なぜなら卒業がかかっているからね。
あったり前である。

全部全部、血肉🍗にしてやろうと、思っている。

ここで出会った、「あぁ、ちょっと嫌だなぁ、なんなんだろうほんとに。」といういろんなタイプの人たちも、「なにそれ??嘘でしょ?アリエル?ほんと無理なんだけど」という気持ちにさせられたイベントも、

全部全部、私は学びとして、血肉にして、意地でも昇華してやる、

という気持ちである。

今日もあったけど明日もプレゼンがある。準備は何もしてないけど、たぶん何とかなる、というか明日の自分が何とかするんだと思う。

君ならできるぞ!!頑張れ!残り一ヶ月ちょっと、踏ん張れ!!

無責任な応援も一応しておく。

たぶん、大丈夫。レジリエンスには、ちょっと、自信、あるからね🙂

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