ほんものクラブ
寝て起きたらフトこんな言葉が浮かんで来ました。
来年から学校に行きたくない子、行けない子の居場所をゆるゆると始める予定で古民家を改築しています。
子ども達は何かを感じ取って学校に行けなくなっているのでしょう。そうでもなければ全国で30万人も学校に行けない子がいる現実と合わないように思います。
そこには現代の社会環境、家庭環境、親子関係や食、環境汚染、色んなことが絡んでいるように感じます。子ども達自身もなぜそんなことになっているのか?自分でも分からないに違いないのです。事は単純ではなく、複合した問題が絡み合っているように感じます。
そして、、個人的には学校に行きたくないのも分かるなぁ、なんてつぶやきたくなるのです。
「〜したい」と「〜せねばならぬ」が一致する
この言葉は東京理科大の伊藤元先生のシュタイナー教育のセミナーを受けていた時に私のこころに響いて来た言葉です。
〜せねばならぬ、と言っても、これは家庭や学校などで無理矢理押し付けられた 〜せねばならぬ、ではありません。
もっと高次の 〜せねばならぬ、です。
魂の声とでもいうものです。本当は誤魔化して生きてはならない方向性です。
伊藤先生によりますと、この二つが一致した時に魂の喜びが生まれる、そこには本物の自由がある、というお話でした(注 正確な伊藤先生のそのままの言葉ではありません)。
学校教育にみられる押し付けられた〜せねばならぬ、は低い次元の話で、それこそ本物とはほど遠いことですよね。
でも、これ程難しいこともまたなく、そもそも魂の声を聞けなかったり、分かってはいても出来なかったり、そんな日常です。これは人間をしている限りほぼ全員のテーマで、なかなかなかなか出来ません。
でも、そこを目指している日常は退屈もしないし、出来なくても自分のこころに嘘はついていないのです。
もしそれが出来ていたら、少なくとも日本で今起きている社会の様々な嘘には気づいているでしょう。こんな嘘だらけの社会を子ども達は感じ取っているのかも知れません。そうであれば、そこには大きな葛藤が生まれることを感じます。
自分でやってみて、感じてみて、そこにあるのは本物かどうか?分かり、そうでなければ修正していく。その力があれば、そういう子ども達が育っていけば、こんな嘘だらけの社会ではなくなるはずです。
まずはほんの小さな事から始めればいい。
「自分の声を聴く力」
「本物かどうか見分ける力」
「善なる声に従う力」
「恐れずやってみる力」
「より良い方向に修正していく力」
「自分の未来を信じる力」
なんていうキーワードが浮かんで来ました。
すぐに忘れてしまいますので、忘備録として書いておきます。
古民家の改築をしてくださった大工さんの仕事、ユンボを動かして畑を均してくださったおじいちゃんの仕事、ここには本物さがありました。
こういう仕事を子ども達にも見せてあげたいなぁ。
そして、今年、魂の声とも言えるハートと繋がり、ハートの声をダイレクトに聴くことの出来るものに出会えました。森田玄さんときくちゆみさんが中心になって広めている「コネクションプラクティス」と「コヒーランス」です。
この二つは子ども達に伝えたいと思い、子ども向けインストラクターの資格を取りました。